シンデレラガール・花崎暖は滋賀県在住の中学生「いまでも公園で鬼ごっこをしています」
あどけなさの残る表情と、抜群の透明感が印象的な花崎暖（はなさきのん）。滋賀県在住で「『ちいかわ』やお笑い芸人が好き」だと話す笑顔からは、普通の中学3年生のように見える。 【写真あり】花崎暖をもっと見る だがじつは、小学6年生にして応募者5万人以上の中から「スタースカウト総選挙2020」でグランプリに輝いた、シンデレラガールだ。 「じつは前年の『スタースカウト総選挙2019』で実行委員会特別賞をいただいたんですが、どうしてもグランプリになりたくて。『私の個性を伝えきれなかった』という思いが強く悔しかったので、2年連続で応募しちゃいました。 審査項目の中でポージングを披露することがあったのですが、元気よく腕を上げたことが勝因だったのかなと思ってます。グランプリをいただいてからは、私のことを知ってくれる人が増えて嬉しかったです！」 2月9日には出演する映画『レディ加賀』の公開が控えており、シンデレラガールの本格的な俳優業がスタートする。 「主演の小芝風花さんが子供のころの役を演じています。映画はタップダンスを通じて旅館の若女将たちが地元をPRするというストーリーなので、私も一生懸命タップダンスの練習をしました。チアダンスやヒップホップダンス、ジャズダンスは習っているのですが、タップダンスは初めてで難しかったです。でも、スタッフの方から褒めていただいたときは嬉しかったです！ タップダンスも見どころですが、加賀弁がかわいいので、ぜひ注目してください。また、ロケ地の石川県は先日震災で大きな被害を受けていたので、被災者の方を少しでも元気づけられる映画になればと思っています」 目指す俳優像は。 「これからもっと活躍して、連続ドラマに出演できるようになったら『のんちゃんが出ているから〇曜日が楽しみ』と思ってもらえる俳優になりたいです。実際に私も橋本環奈さんが大好きで、’23年に出演されていたドラマ『王様に捧ぐ薬指』が放送される火曜日が楽しみで仕方ありませんでした。 関西人だからか、楽しいことが大好きで、橋本環奈さんのようにコミカルな役もちゃんとこなせる俳優になることが目標です。 また、所作や姿勢が上品になるように、裏千家の茶道教室にも通っています」 仕事に関する考え方はとてもしっかりしているが、中学生らしいプライベートについても聞いた。 「いま『ちいかわ』（漫画『なんか小さくてかわいいやつ』の略）が人気なのですが、私はハチワレというキャラクターが推しです。 学校はむっちゃ大好きです！ 休むとかありえへん！って感じで。休憩時間には、男女分け隔てなくお互いにボケたりツッコんだりして遊んでますね。 いまのブームは、昨年末に放送された『M-1グランプリ』の決勝戦でさや香が披露していた『見せ算』。クラスの男子が漫才のコピーをしているのを見てよく笑っています。いちばん好きな芸人さんはNON STYLE。インスタやTikTokなどで動画が流れてくるのですが、むっちゃオモロいんです。あ、もちろん滋賀県出身のダイアンさんも好きです！」 充実した中学校生活も残りわずか。高校進学ととともに上京することが決まっている。 「大好きな地元のお友達と離れ離れに。放課後にもう公園で鬼ごっこをすることもできなくなるのかと思うと、とても寂しいです。休日は一緒に京都や大阪にお買い物に行くことも、なかなかできなくなっちゃうんですよね。みんなは高校受験とかで忙しいと思うので、一段落したらみんなで遊びに行ったり、ユニバ行ったりして一生の思い出を作りたいと思います！」 はなさきのん 2009年2月4日生まれ 滋賀県出身 T155 2019年に「スタースカウト総選挙2019」で実行委員会特別賞を、2020年に同オーディションでグランプリを受賞した。特技はダンスで、チアダンス歴7年、スタイルヒップホップダンス歴2年、ジャズダンス歴4年。2024年2月9日には、本格的な俳優デビュー作となる映画『レディ加賀』に出演している。オールウェーブ・アソシエツ所属。そのほか最新情報は、公式Instagram（@non_hanasaki）にて 撮影・岩松喜平
