石破茂や小泉進次郎ら大物が参加…国会議員が本気で未確認現象の解明に!「UFO議連」設立の舞台裏
未確認現象や未知の物体の解明に国会議員たちが本気だ。 6月に超党派の「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟」(UFO議連、浜田靖一会長)が発足したのだ。浜田氏、石破茂氏(ともに自民)など3人の元防衛大臣に加え、衆議院安全保障委員長の小泉進次郎氏(自民)を含む88人が参加する大所帯の議連である。 【政府が隠す戦慄の事実】えっ…!米国アラバマ州ハンツビルで警察官が撮影した「宇宙人」写真 議員たちは、大真面目でUAP(未確認異常現象)やUFO(未確認飛行物体)の解明に乗り出すという。 会長の浜田氏は議連設立総会の中で「今までずっと、(これは)どうなのかということがいっぱいあった。わからないことを解明していくだけの情報を集め、議論していくことは大変重要」と挨拶。石破氏は総会後に放送されたインターネット上のニコニコ生放送「安全保障から考える未確認異常現象解明議員連盟SP」でこう語った。 〈私が防衛大臣在任中には、地球外生命体などを否定する根拠はないと言っている。UFO議連ができ、『キワ物』扱いされないで真面目に話すのはいいことだ。地球外生命体が地球に飛来しているとすれば、日米安全保障体制についてもよく知っているはず。その前提に立てば、日米がUFOの認識を共有することは極めて大事だ〉 ◆メキシコで「宇宙人のミイラ」公開 この議連を仕掛けたのが、UFOに関し国会議員の中で最も詳しいとされる日本維新の会の浅川義治議員(56)だ。浅川氏は国会で何度もUFO問題を質問してきたが、日本では「オカルト」の領域から抜けきれなかった。浅川氏が振り返る。 「’21年に国会議員に当選し、初質問から内閣委員会でUFOの話をしました。これから深く追っていこうと思っていた矢先、所属する日本維新の会から質問禁止を言い渡されたんです。なぜかと思ったら当時、議員の多くはアメリカで国を挙げてUFO解明の動きがあることを知らなかったのです。 そんな中、昨年2月にアメリカ本土上空を飛んでいた中国の偵察用とされる気球が撃ち落される事件が起き、9月になるとメキシコで『宇宙人のミイラ』が公開されたUFO公聴会が開かれ、日本から私が招かれた。こうした流れでUFO問題が日本にも浸透してきました」 UFO議連設立の経緯について、浅川氏が続ける。 「昨年11月ごろ、私がUFO質問を繰り返すのを見ていた衆院安全保障委員長の小泉進次郎さんから『UFO議連を作ったら』と肩を叩かれ、ハイレベルの人からも『ぜひ、検討してほしい』と提案されたんです。すると維新の遠藤敬さんから前防衛大臣の浜田靖一さんへ国対委員長同士のつながりで話が行き、議連の発起人代表を引き受けてくださることになった。 さらに浜田さんを政界の父親のように慕う小泉進次郎さんが幹事長に決まるといった感じで、トントン拍子で話が進んだのです。実は国会議員でUFOを見たという人は少なくなく、私の知り合いの議員でも2割ぐらいはいます。多くの議員が関心を持っていたのかもしれません」 有料版『FRIDAY GOLD』では、浅川議員の証言で、未確認現象や人類が遭遇したという地球外生命体の戦慄情報について詳報。UFOの貴重な秘蔵写真も掲載している。 取材・文・撮影:形山昌由 ジャーナリスト
FRIDAYデジタル