岡山市の外国人市民が市長へ提言書を提出「暮らしやすい街づくりを」
KSB瀬戸内海放送
岡山市に住む外国人が、暮らしやすい街づくりを目指して意見を出し合い、岡山市長に提言書を提出しました。 【写真】提出された提言書
(岡山市外国人市民会議/赫連 茹玉さん) 「自分が住んでいる街のために一緒に貢献して行動するような環境がある」 (岡山市/大森雅夫 市長) 「外国人の皆さん方と一緒になって岡山の街を良くしていく」 岡山市外国人市民会議の副委員長で中国出身の大学院生・赫連 茹玉さんらが大森雅夫市長に提言書を手渡しました。 提言書では「多様な文化や価値観を理解し合える環境づくり」や「専門的な相談窓口などの情報提供」「留学生の就職支援」などを盛り込んでいます。 岡山市外国人市民会議のメンバーは公募で選ばれた9カ国の10人で、2年にわたって意見を出し合い提言をまとめました。 岡山市は今後、教員が外国にルーツを持つ子どもたちへの理解を深められるように研修を行うなど、取り組みを進めたいとしています。 (岡山市外国人市民会議/赫連 茹玉さん) 「交流が増えるためには信頼感が大切だと思います。壁をなくし、カテゴリーを超えて、交流できればいいと思います」
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