川口春奈、いつも前向きを意識「悩みすら楽しめるようになれたら」『9ボーダー』主人公への共感も語る
現在放送中のTBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜22:00~)で主演を務める川口春奈にインタビュー。自身と同じ29歳の主人公・大庭七苗の役作りや共演者とのエピソードなどについて話を聞いた。 【写真】桜が美しい川口春奈&松下洸平の共演シーンほか(全11枚)
■自身と同じ29歳の主人公に共感「グサグサと胸に刺さるセリフが多い」 本作は19歳、29歳、39歳と、各年代のラストイヤー=“9ボーダー”真っ只中の3姉妹を描く、ヒューマンラブストーリー。物語の主軸となる“ボーダー世代3姉妹”、次女の大庭七苗(川口春奈)、長女の成澤六月(木南晴夏)、三女・大庭八海(畑芽育)がモヤり、焦りながら、自分の生きる道を模索していく。 ――大庭七苗をどのようなキャラクターととらえて演じていますか? 七苗はしっかり者の次女。いろいろなことに悩んで焦っていますが、いつも一生懸命なので「頑張れ、七苗!」と応援したくなるキャラクターです。将来への不安など、彼女の心情も同じ29歳として理解できますし、共感できる部分もたくさんあって。演じていると「自分に言われているんじゃないか」と思うぐらいグサグサと胸に刺さるセリフが多いので、自然体でお芝居をすることができます。 ――特に共感するのはどんなところですか? 七苗が、自分には何があるのか…と吐露するシーンが1話にあるのですが、私もそう考えて苦しくなることがあります。七苗みたいに、ふとした瞬間に寂しくなったり、切なくなったり、不安になったり。 ――新井順子プロデューサーに七苗の衣装について話を聞いたとき、「“大人春奈”にしたい」とおっしゃっていました。 衣装合わせのときから、背伸びしているとまでは言いませんが、確かに大人っぽいなぁと感じていました(笑)。七苗は仕事がデキるので、モノトーンの衣装がとても合っていると思います。1話はパーティーシーンの落ち着いた衣装が多く、特にそう思うのかもしれませんが(笑)。個人的には1話のラストシーン、桜満開の中で着ていた衣装が好きです。