がん治療の期待膨らむ 諏訪赤十字が「ゲノム治療の専門家会議」開催へ 遺伝子調べて最適な治療法を選択【長野・諏訪市】
がん患者の遺伝子を調べて最適な治療法を選ぶ「がんゲノム医療」で、諏訪赤十字病院が今月から院内で専門医などによる会議を開催できることになりました。 「がんゲノム医療」はがんの組織や血液などから遺伝子情報を解析し、その結果に基づいて一人ひとりに適した治療を行う医療です。県内では7つの病院で検査を受けられます。これまで専門医が治療方針を検討する会議は、信大附属病院でしか開くことが出来ませんでしたが、厚生労働省の指定を受け、今月1日から諏訪赤十字病院でも開けるようになりました。 ■諏訪赤十字病院 腫瘍内科部長・進士明宏医師 「エキスパートパネルが比較的スムーズに開催することができますので待ち時間が少なくなる」 県内では、長野赤十字病院でも開催が可能になりました。