台湾の留学制度50周年 東京で記念式典 日本人の留学経験者ら交流
(東京中央社)台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)は17日、台湾の留学制度50周年を記念する式典を東京都内で開いた。台湾への留学経験を持つ日本人らが参加し、思い出話に花を咲かせた。 教育部(教育省)が1973年に留学生の受け入れに関する規定を公布・施行してから2023年で50年を迎えたのを受け、開催された。 出席した同処の謝長廷(しゃちょうてい)代表(大使に相当)はあいさつで、台湾に留学する日本の学生が年々増加していると言及。台湾の高等教育の水準が認められているとともに、台日関係が日増しに緊密になっているのを象徴していると述べた。 同部の統計によると、台湾の大学や大学院、大学付属の中国語センターなどで学ぶ日本人は、新型コロナウイルス流行前の2019年は1万1064人、2022年は概算で6539人だった。 (戴雅真/編集:田中宏樹)