鎌倉・国道134号沿いに新商業施設 「年間通してビーチライフ」テーマに
7月1日の海開きに合わせ、鎌倉市・材木座海水浴場の向かいに地上3階・地下1階の複合商業施設「材木座テラス」がオープンする。「年間を通してビーチライフを1日中楽しむ」をテーマに、サーフクラブ、ヨガやフラ・ベリーダンスが受講できるスタジオ、レストラン、パーティールーム、ウェディング会場など、海を目の前にした立地を活かしたテナントのラインナップだ。
女性向け会員制サーフクラブ「HONEY SURF CLUB」、ファッション雑貨やインテリアが並ぶ「my HONEY」、ヨガ・フラ・タヒチアン・ベリーダンスのレッスンが受講できるスタジオ「GYPSEA by HONEY」、バーベキューも楽しめる施設最上階のレストラン「POST by HONEY」の4区画は、海とサーフィンをテーマにした女性誌「HONEY」のプロデュース。そのほか、ビーチカルチャーフェスティバル「GREENROOM FESTIVAL」を運営するグリーンルームが手がけるウェディング施設「GREENROOM BEACH CLUB」(7月16日オープン)や、炉端フレンチカフェ「MERCI CAMP!」が初出店する。
慢性的な渋滞に悩まされている国道134号では、大型の商業施設の建設に対して求める条件が厳しい。材木座の西側に位置する由比ガ浜では、材木座テラスの約4倍となる延床面積5,800平方メートル・地上2階建ての商業施設と、同7,900平方メートル・地上3階建ての共同住宅(88戸)の建設計画があるが、鎌倉市議会は渋滞や防災の対策を取らない限り計画を認めないよう求めている。 (齊藤真菜)