「KYOTO EXPERIMENT 2024」参加アーティスト第1弾発表
「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2024」が、10月5日から27日に京都・ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO ほかにて開催される。 「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」は2010年にスタートし、今回が15回目となる国際芸術祭。本日、アーティストラインナップ第1弾が発表され、イタリア・ローマのアレッサンドロ・シャッローニ、フランス・マルセイユの (ラ)オルド、ローン with マルセイユ国立バレエ団、フランス・プリジアックのオラ・マチェイェフスカ、フランス・モンペリエのクリスチャン・リゾー、フランス・モンペリエのマチルド・モニエ&ドミニク・フィガレラの参加が決定した。プログラムの全容は今後の発表を待とう。 開催に向け、KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクターの川崎陽子、塚原悠也、ジュリエット・礼子・ナップは連名で「今回発表するアーティストは、KYOTO EXPERIMENTが2022年よりパートナーシップを組んでいる『ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ & アーペル』との協働により、作品を発表します。時代を表象することばとして『分断』が浮かぶいま、今回紹介するアーティストが体現する、コンテンポラリーダンスにおける継承、そしてこれからの展開に着目することで、希望を持ちながら、次の時代をつくる糸口にしていきたいと思います。引き続き、KYOTO EXPERIMENT 2024にご注目ください」とコメントした。 ■ KYOTO EXPERIMENT 共同ディレクター 川崎陽子 塚原悠也 ジュリエット・礼子・ナップ コメント 共同ディレクター体制のもと開催してきたKYOTO EXPERIMENTは今年で5回を迎え、フェスティバルとしては創設の2010年から数えて15回目の開催を迎えます。 この5年、そして15年の間に、国内外の社会は急速な変化を経験し、国際情勢には想像だにしなかった状況がいくつも起きています。私たちディレクターチームが始動した2020年には、2024年という時がこのように対立、分断、いくつもの戦争と人道危機によって定義されることになるとは、想像もしていませんでした。 このKYOTO EXPERIMENTにとっては記念すべき年、そして世界にとってはおそらく今後の転換点となるであろう2024年に、このフェスティバルを開催できること、そして時代と並走する表現をおこなっているアーティストの作品を通した対話の場を持てることを、喜ばしく思います。こうした対話の場をこそ、地道に、そして粘り強く紡いでいくことが、いま必要だと感じています。 今回発表するアーティストは、KYOTO EXPERIMENTが2022年よりパートナーシップを組んでいる「ダンス リフレクションズ by ヴァン クリーフ & アーペル」との協働により、作品を発表します。時代を表象することばとして「分断」が浮かぶいま、今回紹介するアーティストが体現する、コンテンポラリーダンスにおける継承、そしてこれからの展開に着目することで、希望を持ちながら、次の時代をつくる糸口にしていきたいと思います。引き続き、KYOTO EXPERIMENT 2024にご注目ください。 最後に、昨年始動した寄付支援制度「KEXサポーター」を今年も募集中であることをお知らせします。舞台芸術を通した国際交流を活動の主眼とするKYOTO EXPERIMENTにとっては、国際渡航費・運搬費の高騰、円安の影響など、厳しい状況が続きますが、ぜひサポーターとしてこのフェスティバルをお支えいただければ幸いです。 ■ KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2024 2024年10月5日(土)~27日(日) 京都府 ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO ほか