珠洲のショッピングセンター「シーサイド」管理運営組合が破綻 約3億6000万円の負債見込まれる
能登半島地震の影響で営業停止が続いていた珠洲市のショッピングセンター、「シーサイド」を管理運営する組合が事業を停止したことが分かりました。 民間の信用調査会社帝国データバンク金沢支店によりますと、飯田港共同店舗事業協同組合は11月6日付で事業を停止しました。 ■組合は「シーサイド」の管理運営担うため1978年に設立 組合は珠洲市で複合型のショッピングセンター「シーサイド」の管理運営を担うため、1978年に設立されました。 組合員やテナント数が多かった1997年2月期の年間収入はおよそ1億5000万円を計上していましたが、近年は他の店舗との競合やテナントの撤退により客足が落ち込んでいました。 加えて、元日の地震による津波の被害で建物は全壊し、営業できない状況が続いていました。 ■負債額はおよそ3億6000万円が見込まれる 被災から10か月余りが経過し公費による解体のめどが立ったことから、今回、事業を停止し破産手続きを申請する見通しとなりました。負債額はおよそ3億6000万円が見込まれています。
北陸放送