ブレイク必至!? 広島、次世代のスター候補(2)「由伸2世」がまさかの
いよいよ球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。レギュラーシーズンに向けて各球団がスタートを切ったが、チームの躍進には若手選手の底上げが不可欠といえるだろう。そこで今回は、今季のブレイクが期待されている広島東洋カープの若手有望株を紹介する。
日髙暖己
投打:右投左打 身長/体重:183cm/74kg 生年月日:2004年9月16日 経歴:富島高 ドラフト:2022年ドラフト5位 人的補償による移籍で大きな話題を集めた日髙暖己。「山本由伸2世」とも呼ばれており、将来的な成長に期待がかけられている。 富島高校では入学時からショートを守っていたが、2年時に投手へ転向。山本由伸を参考にした投球フォームで急成長し、エースとして頭角を現した。 高校最後の夏は最速148キロのストレートを武器にチームを甲子園出場に導いた日髙。その後、オリックス・バファローズからドラフト5位指名を受けた。 高卒1年目からファームで12試合登板、防御率3.15をマーク。層の厚いオリックス投手陣の中でも、将来のエース候補の1人として将来を嘱望されていた。 しかし、同年オフに西川龍馬のFA移籍に伴う人的補償で、広島東洋カープへの移籍が決まった。 台湾で行われたアジア・ウィンターリーグでも圧巻の投球を見せており、計り知れない伸びしろをもつ右腕。新天地となる広島で、潜在能力を発揮したいところだ。
ベースボールチャンネル編集部