【中日】最多タイ借金6…立浪監督「我慢」借金減へ1カードで「ふたつ勝てるように」
<広島3-1中日>◇22日◇バンテリンドーム 中日が広島戦の連勝を逃して単独最下位に後退し、首位との差が再び6・5ゲーム差に広がった。先発メヒアが4回に2ランを浴び、ノーヒッター大瀬良に7回まで3安打。立浪和義監督(54)は「カットボールが鋭くなって、このところ調子がいいのはわかっていた。簡単に攻略できない投手ですが、あのホームランが非常に痛かった」と唇をかんだ。 【写真】末包に2ランを浴びたメヒア 9回に連続四球と敵失で1点をもらったが、打線は沈黙した。4番細川、5番中田は無安打。「野球はやっぱりクリーンアップが打たないと点が入らないようにできている。打てるようになるまで我慢するしかない」。指揮官は苦しい胸のうちを明かした。 借金もワーストタイの6に1日でUターン。その中の5つは本拠地での負け越しが占有しているのも気になる。「頭(初戦)を取って次の試合が取りきれていない。ふたつ勝てるようにやっていかないと借金も減っていかない。明日、切り替えてやっていきます」。立浪監督は首位広島を迎えての第3ラウンドに気合を込めた。 ▽中日メヒア(4回、末包に2ランを浴び5敗目)「前回の登板に比べたらコントロールよく投げることができた。でも、あの1球に泣かされた…。次、チャンスをもらえたら今日の反省を生かしてまた頑張るよ」