一時は「キャスター失格」との批判も…結局はノーダメージの櫻井翔 松潤との明暗はくっきり⁉
日本テレビの社長定例会見が11月27日、都内で行われ、同局幹部が故ジャニー喜多川氏による性加害問題に揺れる旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の所属タレント起用について言及した。 【ナイスバディ?】広瀬すずとの掛け合いが注目された櫻井翔 各スポーツ紙などによると、福田博之専務は、旧ジャニーズ所属タレントの新規キャスティングを見合わせている現状を明かした。そのうえで、嵐・櫻井翔(41)が主演を務めた今年1月期の同局系のドラマ『大病院占拠』の続編『XXX占拠』が来年1月にスタートする件に関しては、「続編だから(起用した)ということではなく、タイミングが早かった。決まっていたということ」と説明した。 続編発表時、櫻井は「前作からわずか1年でお話がいただけるとは思っていなかったので、とても驚きました」とコメントを寄せたが、それもそのはずだという。 「前作は、大病院が鬼の面をかぶった謎の武装集団によって占拠されて、櫻井演じる主人公・武蔵が人質を救うため犯人に立ち向かう物語です。話が進むにつれて隠された真実が次々に明かされ、鬼役を演じているキャスト陣も明らかにされてネット上で話題を呼びました。 とはいえ、全10話の平均世帯視聴率は7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で、第9話は裏でWBCの日本戦が放送されていたので4.2%。おまけに、アクションものなのに、櫻井の身のこなしはとてもアクション向きとは思えず、そのことも話題になっていた」(テレビ局関係者) さらに櫻井といえば、’06年10月から同局のニュース番組『news zero』の曜日キャスターを務め、同番組でジャニー氏や事務所の件を扱った際には一切コメントをしなかったことで櫻井に批判が殺到したが、まったく降板する気配がない。 また、同局の嵐の冠番組『嵐にしやがれ』の後継番組として放送された櫻井出演の『1億3000万人のSHOWチャンネル』に関しては、先ごろ、一部スポーツ紙が3月で終了することを報じたのだが……。 「おそらく『SHOWチャンネル』は終わりますが、テコ入れするだけで新番組が用意されることになるでしょう。今年は櫻井さんが広瀬すずさん(25)とW主演したドラマ『ネメシス』の劇場版も放送されました。櫻井さんの父は元官僚で妹も日テレの局員とあって、事務所との関係抜きにしても局内では”スーパーVIP”扱いなのです。 旧ジャニーズの『新規のキャスティングはない』とは表向き。櫻井さんは’08年の北京五輪から、’21年の東京五輪以外は夏期・冬季五輪のいずれもうちのキャスターを務めており、来年のパリ五輪も内定といわれています。『嵐』の活動が休止中のままでも、本人にとってデメリットはないでしょう」(日テレ関係者) 一方、『嵐』の松本潤(40)はいよいよクライマックスを迎えたNHKの大河ドラマ『どうする家康』で主演を務めているが、視聴率は苦戦が伝えられている。さらにそんな大事な年に所属事務所がとんでもないことになってしまい、自身にもスキャンダルが降りかかってしまった。 「松本は大河に主演するだけあって、俳優としては櫻井よりも格上です。ところが『週刊文春』(文芸春秋)で、大河の現場での暴君のような振る舞いを報じられ、業界内の評価が急落。しばらく主演のオファーはなさそうです。 本人もそれを意識してか、周囲には『裏方に回りたい』とプロデューサー業転身を示唆しているようです。しかし、知り尽くしている嵐やジャニーズの公演を演出・プロデュースするのと外部のライブや作品をプロデュースするのはワケが違う。かつてはジャニー氏やジュリー氏の”お気に入り”と言われ、『嵐』の中でも事務所内での存在感が強かった松潤は今やすっかりピンチに陥ってしまいました」(芸能記者) すっかり明暗が分かれてしまったかたちの櫻井と松潤。同じ『嵐』の二宮和也(40)は旧ジャニーズから独立し、嵐が活動を再開した場合にメンバーとしての活動は行うことを宣言している。 櫻井と松潤の2人は二宮と同じ形にするのか、それともファンから社名を公募した新会社とエージェント契約を結ぶのか。今後の動向が注目されている。
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