入団会見を行ったペルドモは笑顔でポーズを決める（撮影・前岡正明）

　オリックスに新加入したルイス・ペルドモ投手（31）が20日、京セラドーム大阪で入団会見を行った。 　会見場に入ってくるなり「オハヨウゴザイマス！」と日本語で陽気にあいさつ。「（オリックスは）すごく強いチームですし、そんなチームに合流できて、本当にうれしく思っています」。昨季ロッテで53試合に登板。最優秀中継ぎ投手に輝いた右腕は「チームの勝利に貢献できるなら、7、8、9回、どの回でも仕事をしたいと思ってます」と意気込んだ。 　昨オフにロッテを退団し、米ナショナルズとマイナー契約。メキシカンリーグへの移籍を経て日本球界に戻ってきた。 　19日に支配下選手登録され、同日に2軍戦にも登板。この日から1軍練習に合流し、ナインに拍手で迎えられた。今季のオリックスは平野佳ら救援陣にも離脱者が目立つ。5位からの巻き返しを目指すチームにとって、実績のあるペルドモの加入は大きい。 　◆ルイス・ペルドモ　1993年5月9日生まれ、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身。10年にカージナルスと契約し米球界入り。パドレスで16年にメジャー初登板。メジャー通算147試合で23勝31敗、防御率5・12。昨季はロッテで53試合、1勝3敗1セーブ41ホールド、防御率2・13。42ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手のタイトル獲得。188センチ、84キロ。右投げ右打ち。背番号59。年俸は5000万円（推定）。