J1全20クラブ補強評価ランキング5位。競争激化! 不安の残るポジションは…
明治安田Jリーグは2月23日に開幕を迎える。これまでより2チーム多い20チームで争われる今季は、例年よりも熾烈な戦いが繰り広げられるだろう。そんなシーズンを前に、J1全20クラブの補強を精査し、昨季との比較からパワーアップしたクラブをランキング形式で紹介する。※情報は1月29日時点
5位:FC東京 クラブ創設から四半世紀が経ち、エンブレムを一新して2024シーズンに臨むFC東京。ピーター・クラモフスキー監督が引き続き指揮を執る今季は、クラブと同様にさらなる成長が期待される選手を迎え入れた。 攻撃陣には個性豊かな面々が加わった。昨季リーグ戦29試合に出場した渡邉凌磨が抜けたが、サイドからの打開力に定評のある遠藤渓太、新司令塔候補の荒木遼太郎、フィニッシャーとして期待される小柏剛が加入。左膝半月板損傷から復帰を目指す山下敬大もディエゴ・オリヴェイラが君臨するストライカーのポジションに控える。 中盤には期限付き移籍から復帰した品田愛斗と、アルビレックス新潟から加入した高宇洋が加わった。松木玖生、小泉慶、東慶悟、原川力ら既存の戦力も残留しており、激しいポジション争いが繰り広げられそうだ。 不安があるとすれば最終ラインだろうか。長友佑都や在籍15年目の森重真人はまだまだ活躍してくれるだろうが、彼らを追いやるだけの存在が欲しいところ。明治大学から加入する岡哲平やアルベル元監督がそのポテンシャルを高く評価した東廉太は可能性を感じさせるが、クラモフスキー監督は昨季11位に沈んだクラブを浮上させることができるのだろうか。
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