【NFL】カウボーイズHCマッカーシーが2024年シーズンも続投へ
「これからチームとロースターに影響を与えるすべてのことに関する検討と決断のプロセスを開始する。現時点では特定の選手や契約延長、フリーエージェント(FA)について言及するつもりはないが、それは私たちの最大限の検討と考慮に値するものであり、それを行うつもりだ」
『NFL Total Access(NFLトータル・アクセス)』でペリセロが指摘していたように、ジョーンズはシーズン終了後に一歩引いて物事を検討することで知られており、レギュラーシーズン中にも、コーチの交代に対する意欲を示していなかった。
マッカーシーHCがカウボーイズの指揮官として収めた成績は42勝25敗。その中で、3年連続で12勝を収め、チームを2回のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区制覇に導いている。しかし、プレーオフでは1勝3敗で、1995年にバリー・スウィッツァーが成し遂げて以来、カウボーイズをディビジョナルラウンド突破に導けなかった6人目のコーチとなっている。
パッカーズに敗れたことで、その記録は続くことになったが、マッカーシーHCにはカウボーイズにディビジョナルラウンドの壁を越えさせるチャンスが少なくともあと1回ある。
とはいえ、スタッフに関してはまだ疑問が残っている状態だ。
守備コーディネーター(DC)ダン・クインは新たにヘッドコーチを探している複数のチームから興味を持たれている。また、マッカーシーHCは2023年に攻撃コーディネーター(OC)の役割を引き受け、プレーオフで調子を崩すまで、ほとんどの部分で成功を収めていた。マッカーシーHCは来季も攻撃コーディネーターとしての役割を担うのだろうか。チームが得点でリーグ首位に立ったことを考えれば、その可能性は高そうだ。
スタッフの交代は未定だが、マッカーシーHCはチームのヘッドコーチとして戻ってくる。