三菱マ、子会社検査データ不正で進捗報告(全文1)新たに3社の不正
三菱マテリアルが、新たに子会社3社で検査データの不正があったとして、8日午後3時半から竹内章社長らが会見を行う。今回、不正が発覚したのは、三菱アルミニウム、立花金属工業、ダイヤメットの3社。 また、昨年11月に公表された子会社2社の不正行為への対応状況についても説明した。 ※【**00:32:45】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】三菱マテリアルが会見 子会社検査データ不正で進捗報告」に対応しております。
出席者の紹介と進行について
司会:三菱マテリアル総務部広報室の鈴木でございます。定刻となりましたので、ただ今より、弊社グループで発生しております品質問題についての記者会見を始めさせていただきます。まず初めに、本日の出席者をご紹介いたします。三菱マテリアル株式会社、取締役社長の竹内章でございます。 竹内:竹内でございます。 司会:三菱マテリアル株式会社、取締役副社長執行役員、小野直樹でございます。 小野:小野でございます。 司会:三菱マテリアル株式会社、常務執行役員でダイヤメット社を所管する加工事業カンパニーのプレジデントを務めております、鶴巻二三男でございます。 鶴巻:鶴巻でございます。 司会:三菱アルミニウム株式会社、取締役社長の浜地昭男でございます。 浜地:浜地でございます。 司会:本日の進行についてご説明いたします。まず、社長の竹内より、三菱電線工業社、および三菱伸銅社の対応の進捗状況と、今回、判明しました三菱アルミニウム社、立花金属工業社、およびダイヤメット社における不適合品の出荷につきまして、ご説明申し上げます。ご質問は、全ての説明後に一括してお受けいたします。終了予定時刻は17時ごろと考えております。それでは、竹内よりご説明いたします。
竹内社長からの説明
竹内:三菱マテリアル株式会社、取締役社長の竹内でございます。弊社グループにおける品質問題につきましては、これまでご報告してまいりました三菱電線工業社、および三菱伸銅社に加えまして、同じく弊社連結子会社である三菱アルミニウム社、立花金属工業社、およびダイヤメット社におきまして、不適合品を出荷した事実が新たに判明いたしました。本件につきましてはお客さま、株主の皆さまをはじめ、関係各位に多大なご迷惑をお掛けし、深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございません。 それでは座らせていただきまして、ご説明申し上げたいと存じます。本日開示いたしました資料に基づきまして、ご説明申し上げたいと存じます。まず、電線社および伸銅社の安全性確認の状況でございます。電線社のシール材につきましては、不適合品を出荷した全てのお客さまに対してご連絡が完了し、現在、お客さまのご協力をいただきながら安全性の確認を進めております。2月7日現在の進捗状況は、お客さまにて安全性確認を完了いただいたものが35社、お客さまにて当面の問題はないと判断いただいておりますが、さらなる検証を引き続き進めていただいているものが92社、電線社が技術的見解から高い確度を持って安全性が確認できると判断し、お客さまにお伝えしているものが91社でございます。 平角マグネットワイヤ、商品名MEXCELにつきましても、お客さまのご協力をいただきながら安全性の確認を進めております。お客さまにて安全性確認を完了いただいたものが1社、お客さまにて当面の問題はないと判断いただいておりますが、さらなる検証を引き続き進めていただいているものが4社でございます。 続きまして伸銅社につきましては、2月7日の進捗状況は、お客さまにて安全性確認を完了いただいたものが12社、お客さまにて当面の問題はないと判断いただいておりますが、さらなる検証を引き続き進めていただいているものが18社でございます。両社とも引き続きお客さまのご協力をいただきながら、安全性の確認を進めてまいる所存でございます。