マルティネス、ボクシング2団体王座統一に意欲「自分のすべて出す」7日に井岡と世界戦
ボクシングのスーパーフライ級世界2団体王座統一戦(7日、東京・両国国技館)で世界ボクシング協会(WBA)王者の井岡一翔(志成)と対戦する国際ボクシング連盟(IBF)王者、フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)が3日、東京都内で練習を公開。「自分のすべてを出す。長い期間、追っていたタイトル。ものにできる瞬間を逃したくない」と王座統一に意欲を示した。 12人きょうだいの7番目で、5歳の時にマイク・タイソンに憧れてボクシングを始めたという32歳。来日前に敢行した米ネバダ州ラスベガスでの20日間の合宿中にはタイソンから激励を受け、ベルトにサインをもらったという。減量も順調だといい、この日はスマートフォンで軽快な音楽を流す中、リラックスした表情で汗を流した。 青く染めた髪はアルゼンチンの強豪サッカークラブ、ボカ・ジュニアーズとお気に入りのアニメ「ドラゴンボール」のキャラクターにちなんだという。王座統一後の展望については「私はベルトが4つ欲しい。常に強い選手と闘いたい」と4団体王座統一にも視線を向けた。