「シラスウナギ」2匹密漁した疑いで夫婦を書類送検、無許可の妻に手伝わせる…大分県
大分県は3日、ニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」を密漁したとし、中津市の夫婦を漁業法違反容疑で大分地検に書類送検したと発表した。改正漁業法でシラスウナギの密漁への罰則が強化された昨年12月以降、県内での摘発は初めてという。 【写真】シラスウナギ
県漁業管理課によると、夫婦は4月10日夜、市内の漁港で、知事の漁業許可が必要なシラスウナギ2匹を密漁した疑い。夫は許可を受けていたが、無許可の妻に漁を手伝わせていた。2人は容疑を認めているという。
取り締まり中の県職員が密漁している2人を見つけた。その後、容疑を固め、今月2日に書類送検した。
同課の担当職員には漁業法に基づき、検察から捜査権が与えられている。