ダイエットで激変! ふくよかボディの米歌手(36)、ハロウィンの仮装は「アンチへの皮肉たっぷり」なテーマで反撃か
リゾの今年のハロウィンコスプレは、単なる仮装を超えた意味を持つ。彼女が痩せたのはオゼンピックのお陰だという噂と、人気アニメ『サウスパーク』が5月に彼女のボディポジティブなメッセージを揶揄したことを一蹴する仮装となっている。 【写真】Before→Afterがすごい!「ダイエットに成功」したリゾ、 皮肉たっぷりのハロウィン仮装を披露 リゾは10月27日、“LizzOzempic(リゾとオゼンピックをかけた造語)”のコスチュームを着た一連の写真をインスタグラムに投稿。ラベルにFDA(米食品医薬品局)承認の「ダイエット抑制剤」と書かれたニセの処方薬の箱を着て、ウエストに黄色いメジャーを巻いた仮装をしている。 さらに、そのニセ薬の宣伝広告風の写真も投稿。スローガンには「自己愛が必要? それならリゾを試して! 罪悪感がなくなり、自信がつく」と綴られ、リゾの毒っ気のあるユーモアを感じられる。衣装の角には小さな文字で注意書きのように「笑顔や元気なステップなどの副作用がある場合も」と綴られ、デザインは細部まで徹底されていた。 また、2024年5月に放送された『サウスパーク』のエピソード『The End of Obesity(肥満の終わり)』で、オゼンピック(もともとは2型糖尿病の治療薬だが副作用として体重が減ることで人気になった)の廉価版として“リゾ”というヤセ薬が登場するシーンがあった。同エピソードでは、リゾという薬は「自分の体重に満足させ、値段はオゼンピックより90%安い」と皮肉っぽく主張。「リゾを使用した患者の70%は自分の体重がどのくらいあるかもはや気にならなくなったというケーススタディがある」とも加えていた。 人気が高まる一方のオゼンピックにハイライトを当てながら、リゾのトレードマークとも言えるボディポジティブなメッセージ(最近は“ボディニュートラル”に変わった)を揶揄したのだ。 放送から数ヶ月後、本物のオゼンピックを注射して体重を落としたと非難されたリゾがそれを否定したことから、この仮装はなおさら皮肉たっぷりな意味を持つ。インスタグラムのコメントに、リゾは「5ヶ月間ウエイトトレーニングとカロリーを減らした食事をした挙句に、オゼンピック疑惑」と反応していた。 さらに、彼女はインスタグラムに、絶えずジムでトレーニングする様子や、昨年は自分の内側も外側もケアしたことを記録している。9月にはジムで撮ったセルフィーに、自身の変化についてキャプション。「1年前の今日、私はあまりにうちひしがれ、暗闇の中にいたので、今のこんな気持ちは全く想像できなかった。これはそういう状況を経験している人へのメッセージよ。暗闇に支配させないで。暗闇の中にいても必ず明るい所に戻ってくるから」と書いていた。 リゾのハロウィーン仮装は、まさに彼女の信念を反映している。暗闇だったかもしれないことを愉快なメッセージに変えて発信する彼女のポジティブなアティチュードは、皆が見習うべきかもしれない。
from Prevention.com