参拝のあとは“仕事”へ…愛子さま 明治神宮を初参拝 午前は初めて仕事休まれる
日テレNEWS NNN
天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが10日、初めて明治神宮を参拝されました。この春から日本赤十字社に就職され、皇族としての活動と仕事を両立させていくという愛子さま。参拝のあと、この日も職場に向かわれました。
春の日差しが降り注いだ東京・明治神宮。多くの人たちが待っていたのは天皇皇后両陛下の長女、愛子さま。車から降りた愛子さまが出迎えた宮司から挨拶を受け、門をくぐると扇子を手に、ゆっくりと境内を進まれました。
オフホワイトのロングドレスと帽子を着用し、初めて明治神宮への参拝に臨まれた愛子さま。本殿に向かって拝礼し、玉串をささげられました。
明治神宮は1920年に創建され、明治天皇とその皇后の昭憲皇太后がまつられています。ことしは昭憲皇太后が亡くなって110年の節目に当たります。9日は、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻が参拝されました。 今月、日本赤十字社に入社され、皇族としての活動と仕事を両立させていくという愛子さま。この日の午前、初めて仕事を休まれました。
実は、その日本赤十字社の礎を築き、発展に力を尽くしたのが昭憲皇太后です。現在でも命日の4月11日ごろに、昭憲皇太后基金が世界各地の赤十字社に送られています。 ◇ 愛子さまの初めての参拝を見に来た人は…。 50代 「とても神々しくて、心が洗われました」 愛子さまが参拝されることを知らずに来た人は…。 「たまたまです。大いにラッキーでした」 宮城から観光のため上京し、たまたま愛子さまの参拝に居合わせたという親子は…。 娘・20代学生 「母が御朱印帳がほしいと言って(明治神宮に)来たら、たまたま人だかりができていて」 母・50代 「なになに?って。(愛子さまが見えたのは)本当に一瞬でした。1~2秒」 娘・20代学生 「すごくきれいな方で、笑顔で手を振ってくださいました」 愛子さまの初めての参拝の日に、明治神宮の御朱印を手に入れました。 母・50代 「大切に持っていたいと思います」 愛子さまは参拝後はいったん皇居に戻り、午後には仕事のため日本赤十字社へ向かわれたということです。