【近畿】智辯和歌山のエース中西に注目、197センチ右腕が大きく成長<春季地区大会>
兵庫県で開催される2024年春季近畿地区高校野球大会が25日に開幕する。各府県の優勝チームに、開催県の兵庫から2、3位チームを加えた8チームで頂点が争われる。 【トーナメント表】春季近畿大会組み合わせ 初戦の対戦カードは以下の通り。 25日 ①社(兵庫1位)-天理(奈良) ②明石商(兵庫3位)-京都国際(京都) 26日 ①須磨翔風(兵庫2位)-大阪学院大高(大阪) ②滋賀学園(滋賀)-智辯和歌山(和歌山) (会場はすべて明石トーカロ球場) 2年ぶりに春の和歌山を制した智辯和歌山の身長197センチの大型右腕、中西 琉輝矢投手(3年)に注目したい。1年生の時から注目されながら、2年生では頭角を現すことがなかったが、ここにきて素質がようやく開花。春季県大会決勝では完投勝ちして優勝に大きく貢献した。最速は145キロだが、まだまだ伸びる要素を秘めた逸材が春の大舞台でさらに輝きを見せるか。滋賀学園・高橋 侠聖投手(3年)との投げ合いにも期待される。 大阪大会で履正社、大阪桐蔭を破った大阪学院大高は須磨翔風と、センバツ出場の京都国際は明石商とそれぞれ対戦。地元兵庫勢の奮闘にも期待したい。