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熊本市の無人販売店で男性がパンをバッグに詰め込み、代金を支払わずに立ち去る窃盗事件が起きた。店内には他の客もいたが、男は料金箱に代金を入れずに店を出ていた。2日後にも同じ男が再び現れ、ピザを盗んでいったという。 【画像】無人販売店で男性がパンを次々と持っていたバッグに詰め込む瞬間（10日午後1時頃、熊本・熊本市）（合計4枚）

客がいる中で…堂々と窃盗

熊本市の無人販売店で10日午後1時頃、バッグの中に次々とパンを詰め込み、代金を支払わずに店を出て行く“パンドロボー”の姿をカメラが捉えていた。 パンの無人販売店に白いバッグを持って現れた男。 机の上に置かれたパンをじっくりと品定めすると、3つのパンをわしづかみ。次々と持っていたバッグに詰め込んだ。 さらに、冷凍のショーケースからも商品を取り出し、バッグの中へ入れた。 ランチタイムとあって、店内には他のお客さんの姿もあったが、男はパンの代金を支払わずに店を出ていったのだ。パンの代金は、料金箱に入れて購入する仕組みになっている。

同一犯が再び犯行…ピザをバッグに

その後、店側も防犯カメラの台数を増やすなど対策を取ったというが、犯行から2日後の12日午後7時ごろ、再び“パンドロボー”が現れたのだ。 宝屋・黒瀬久芳代表は「外でメーカーと打ち合わせをしていて『こういうこと（被害）があったんですよ』と話していた時、映像を見ている最中に同じ服装の人が入っていった」と振り返る。 男は、よほどパンの味が気に入ったのか、再び白いバッグを肩にかけ店を訪れるとショーケースからピザを取り出し、バッグに詰めると代金を支払わずに店を出て行った。 被害額は2日間で約3000円。立て続けに商品を盗まれたことに店側は、「こういうことが続くと、対策以前に存続が難しい」と話す。店は、警察に被害届を提出しているという。 （「イット!」11月14日放送より）