総合南東北病院・橋本克彦医師が最高賞 STR医学会の学術集会 専門分野の研究成果を発表 福島県郡山市
南東北グループの医師の交流と学術研究の強化などを目的とするSTR医学会の学術集会が、福島県郡山市の総合南東北病院NABEホールで開かれた。同病院救急集中治療科長の橋本克彦医師が最高賞の「STR医学会賞」に輝いた。 福島県と宮城、東京、神奈川各都県の6病院から医師26人が参加し、専門分野の研究成果を発表した。 橋本医師は「正統的周辺参加理論を用いた救急外来教育とその実践」をテーマに研究した。複雑で多様な救急外来の研修医教育で一医師として認め、段階的な成長を促しながら診療に主体的に参加させる環境づくりを実践した点などが評価された。 元日本航空国際線パイロットで危機管理専門家・航空評論家の小林宏之さんが「現場における安全確保」と題して特別講演した。 (郡山版)