伊方原発運転差し止め訴訟 原告側が即日控訴 大分
大分放送
大分県内の住民が愛媛県の伊方原発の運転差し止めを求めた大分地裁での判決で、請求が棄却された原告側は即日控訴しました。 【写真を見る】伊方原発運転差し止め訴訟 原告側が即日控訴 大分 この裁判は愛媛県にある伊方原発3号機をめぐり、大分県内の住民569人が「安全性が確保されていない」として被告の四国電力と7年半にわたって審理を続けていました。 7日の判決で大分地裁は原告側が訴えていた3次元地下調査が行われていない点について、「各種調査や2次元物理探査を適切に組み合わせることで判断が可能」などといずれも住民側の主張を退けました。 これに対し原告側は「大分地裁は使命を放棄した」などと判決を不服として福岡高裁に7日、即日控訴をしました。 判決について四国電力は「妥当な判決。引き続き安全最優先で運転を継続する」とコメントしています。
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