『雑草1本でも減点対象…環境整備点検厳しくて』ビッグモーター街路樹問題 神戸北店の当時の男性店長ら書類送検 店前のケヤキに除草剤かけ枯れさせた疑い
神戸市北区にあるビッグモーターの店舗前にある街路樹に除草剤を巻き木をからせたとして、当時の男性店長(40代)が書類送検されました。 器物損壊の疑いで書類送検されたのは、神戸市北区にある「ビッグモーター神戸北店」で店長を務めていた40代男性です。 捜査関係者によりますと、男性店長は2021年4月中旬~5月中旬までの間にビッグモーターの店舗前にあるケヤキ14本に除草剤をかけて枯れさせた疑いがもたれています。 ビッグモーターの街路樹の問題を巡っては神戸市が土壌から除草剤成分が検出されたとして、被害届を提出していました。 警察の調べに対して店長は「除草剤をまいたことについては認めます。ただ、まいた場所が植樹帯にまいたわけではなく、歩道など割れ目に雑草が生えていたのでそこにまいていました」などと話しているということです。 また、店長は『店舗への環境整備点検が厳しく、雑草1本でも減点対象で雑草が生えない方法として除草剤を使ってみたらいいのではと言う話があり、まく判断をした』という趣旨の話をしているということです。 一方で、兵庫県川西市にある「ビッグモーター伊丹北店」前の植樹帯に2022年8月ごろ~去年7月下旬までの間に除草剤をまいてツツジを枯れさせたとして容疑者不詳のまま器物損壊の疑いで神戸地検に書類送検したということです。