条件が悪いのに、なぜか応募者が殺到する「求人広告」が重視する“4つの要素”とは?
そんな状態で「とりあえず入社しませんか?」といわれても、困惑するばかりです。 「総合職」という採用方法もありますが、それができるのは育成環境のしっかり整った一部の大手企業だけです。 多くの中小企業にとって、「具体的な仕事内容やポジションは、入社後においおい決める」という、なにが入っているかわからない福袋的な発想では、残念ながら応募の見込みはありません。 当たり前のことですが採用を出す以上、必ず事業があり、それを支えるスタッフの方々がいます。「うちの会社はこういう意図があって、仲間を探しています」ということを明確にすることが大切です。 以下の「採用【目的】チェックシート」を見ながら、まずは各項目を埋めてみましょう。 もし、この項目の中でわからないところがある場合、採用担当者は社長や現場の担当者にヒアリングしてください。そして、できあがったシートを共有するようにしましょう。 こういった準備をしておくことで、現場の想いと経営側の想いのズレを防ぐことができます。さらには「応募~面接~内定~入社後」といった一連の流れの中で、応募者とのミスマッチを減らすこともできます。 皆さんは、社内的な前準備をまったくしないまま、採用活動をふんわり始めてはいませんか?採用の精度を上げるためにも、このチェックシートを活用してください。 ● これだけで採用成功率が 4倍上がる「4つの軸」とは 他社より給与が低いのに、毎月応募者が集まる秘訣である「4つの軸」についてお伝えしていきましょう。 あらためてその4つの軸をご紹介しましょう (1)企業軸:どんな会社なのか。これまでの足跡や実績、企業文化や歴史、会社のビジョン (2)仕事軸:どんな仕事なのか。仕事の社会的意義、誇りや想い (3)職場軸:どんな職場なのか。リアルな職場環境、社員の本音や等身大の姿 (4)条件軸:どんな給与体系、待遇なのか。就業時間、休日等の明示