『うたの☆プリンスさまっ♪』実現した“3組合同”の3Dライブにファン大熱狂「ALL STAR STAGE -MUSIC UNIVERSE-」イベントレポート
3月7日から10日までの3日間、幕張メッセ 国際展示場 展示ホール8(千葉市美浜区)にて『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズの3Dライブイベント「うたの☆プリンスさまっ♪ ALL STAR STAGE -MUSIC UNIVERSE-」が開催。この度初日初回公演のオフィシャルレポートが到着した。 【画像】思い出が蘇る3月開催『うたプリ』3Dライブのオフィシャル写真(全12枚) 本公演では、キャラクターの3Dライブイベントとして、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズよりシャイニング事務所所属のST☆RISHとQUARTET NIGHTに加え、レイジングエンターテインメント所属のHE★VENSという3組18名が出演。この日、ついに実現した3組の合同ライブ。
3組が遂に集結!初パフォーマンスからソロまで駆け抜ける
開演前からライブへの意気込みや来場したファンへの感謝の思いがあふれたウェルカムメッセージと、楽屋からのわいわいとしたお喋りでもてなすアイドルたちに、会場内はますます期待の空気でいっぱいになる。待望のステージの幕開けは、ST☆RISHの「RAINBOW☆DREAM」だ。7人は立ち位置をくるくると変える自由なフォーメーションと、ビシッと揃った美しいシンクロで魅了。続くQUARTET NIGHTの4人は「QUARTET★NIGHT」を熱唱し、ビートの効いたサウンドとパフォーマンスでファンの心を掴んだ。そして、本ライブシリーズ初登場となるHE★VENSの「HEAVEN SKY」では、観客たちがメンバー7人の一挙手一投足に釘付けとなり、その圧倒的存在感にどよめきが起こるほど。 挨拶代わりの3曲を終え、あらためて出演者全員がステージに集結。観客はメンバーひとりひとりの名前をコールし、アイドルたちはそれぞれのグループポーズを決め、今回のライブはサブタイトルのとおり、『音楽で紡ぐ宇宙』がテーマであることが伝えられる。ST☆RISHの一十木音也が「俺たちだけじゃなくて、ここにいるみんなも宇宙の星の1つだからね!」と声をかけると、ファンは歓声とペンライトの明かりでそれに応えた。すると、HE★VENSの鳳 瑛一は「なんて素晴らしい光景なんだ!」と喜びの表情を見せ、QUARTET NIGHTの寿 嶺二が「それじゃあ、みんなでキラキラの宇宙をつくっちゃおうか!」と観客を誘う。そして、会場一体となっての声出しの後、ライブは次の展開へ。 ST☆RISHのソロステージトップバッターは来栖 翔の「すべてを歌にっ!」。続いて、四ノ宮那月の「The New World」、聖川真斗の「静炎ブレイブハート」、神宮寺レンの「Mellow×2 Chu」、一ノ瀬トキヤの「SECRET LOVER」、一十木音也の「木漏れ日ダイヤモンド」、愛島セシルの「GREEN AMBITION」とそれぞれの個性が光る全7曲が披露された。パフォーマンスを終えたメンバーたちは、それぞれのステージについて振り返るトークタイムに。 ソロ曲はグループユニット曲とはまた違った楽しさがあるが、実は緊張するメンバーもいるとのこと(挙手したのは真斗、トキヤ、翔)。また、お互いの振付を真似するなどわちゃわちゃしたやり取りもありつつ、パフォーマンスの感想や想いが伝わったかなどファンへの問いかけも交えたトークに、客席からそこかしこで歓声が上がっていた。そして、7人の魅力がギュッと詰まったグループ曲「天空のミラクルスター」でバトンを片手にパフォーマンスを繰り広げ、色とりどりの虹のような光に包まれたひとときを届けた。 ステージが暗転すると、ここで「劇団シャイニング」の楽曲が立て続けに披露され、会場が驚きと熱狂の渦に。まずは一十木音也、聖川真斗、来栖 翔、愛島セシルによる「天下無敵の忍び道」で、手裏剣を手にした忍者風ダンスに大きな歓声が上がる。次の「マスカレイドミラージュ」では、寿 嶺二、美風 藍、四ノ宮那月がベネチアンマスクを身につけて登場。妖しくも魅力的なパフォーマンスを繰り広げた。「JOKER TRAP」を披露した黒崎蘭丸、カミュ、一ノ瀬トキヤ、神宮寺レンは、マシンガンを片手にダイナミックなステージを見せた。まさかこのライブで「劇団シャイニング」の歌が聴けるとは! と、歌が終わってもしばらく客席の興奮が収まらないほどだった。ちなみに、昼の公演ではQUARTET NIGHTが、夜の公演ではST☆RISHのメンバーがトークで「劇団シャイニング」当時の思い出を振り返っていた。 続いてはQUARTET NIGHTのターンへ。各メンバーのソロタイムでは、寿 嶺二の「Hurray×2ドリーマーズ」、黒崎蘭丸の「No.1」、カミュの「Double face」、美風 藍の「ムネノコドウ」の4曲を披露。夜公演では、歌い終えた4人がそれぞれの楽曲について話に花を咲かせた。嶺二がメンバーに、ハッピーな気分になれるという自身の曲の振り付けを「みんなもやってくれていいんだよ?」と提案するものの、蘭丸、藍、カミュの3人は同時に首を振る。嶺二が「振ってほしいのは首じゃないのに! いけず!」と返すと、その微笑ましい様子に会場から大きな笑いが起こった。そして、この4人でしか奏でられない最高の1曲として「Starlight Memory」を熱唱、フラッグを手にした力強いパフォーマンスで魅せた。