「どやさ!」ものまねの中川家礼二、今くるよさんを悼む「すっぴん、意外ときれいで」
お笑いコンビ「中川家」の剛と礼二が31日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中川家ザ・ラジオショー」(金曜・後1時)に出演した。今月27日にお笑いコンビ「今いくよ・くるよ」の今くるよさん(享年76)が膵(すい)がんのため、大阪市内の病院で死去したことに触れ、追悼した。 番組冒頭、くるよさんの訃報に関して、剛は「寂しい。もうおらへんもんな。嫌やわー」と吐露しつつ、「東京来る前、給料が苦しい時に声を掛けてくれた。ホンマに世話になりっぱなし。『あんたら20代やろ! 元気ないな! 元気出しや!』って。ご飯終わってから1万円くれてね。本当に助かった。総額150万ぐらいもらったかな。天国ではコンビ2人で飲みに行ってるのかな」と悼んだ。 礼二も「思い出がいっぱいありすぎて。文句も悪口も面白い。勝手に西川きよしさんのボトル空けてたりね。ロケ先でも優しくてね。でももう3~4年も会ってなかったかな。体のこともあってね。あと、我々だけかもね、すっぴん見せてくれたの。失礼かもしれないけど、意外ときれいで。もう、付き人でしたね」と懐かしんだ。 くるよさんは、明るいルックスで、腹をポンとたたくギャグも人気だったが、地元・京都弁を生かした「どやさ!」は代名詞になった。「中川家」は、2015年に今いくよさんが死去した後、ピンで活動していたくるよさんと3人でユニットを組んでいた。礼二がものまねで拡散し、若い世代にも認知された。
報知新聞社