『王様戦隊キングオージャー』

現在放送中の『王様戦隊キングオージャー』（テレビ朝日系　午前9時30分～10時）が、2月25日（日）に最終回を迎える。 番組スタート当初より、メインキャスト全員が王様、3DCGを使用したライブ合成撮影、LEDウォールを備えたバーチャルプロダクションを使用した撮影スタイルなどが「スーパー戦隊の歴史を変えた」と大きな注目を集めていた本作。 また、ほぼ全ての話を1人で書き上げた脚本の高野水登が紡ぎ出す、心に深く刺さる言葉の数々が幅広いキャラクターファンに支持され、「終わってほしくない」という声が多数寄せられている。 そんな中、新しい撮影スタイルをゼロから作り上げてきたメイン監督の上堀内佳寿也が、最終回までの48～50話を担当することが発表されるやいなや、ファンの間では「最終回3部作！」という声が上がり、放送前から大盛り上がり。 先週放送の第49話では、圧倒的没入感のある映像実現のため、ソニー株式会社のボリュメトリックキャプチャ技術を使用して登場人物を3次元映像化。壮大な音楽と共に展開する想像を超えた大スペクタクル体験や豪華出演者の集結に、放送中からSNSを中心に話題沸騰。放送後、Xでは10万ポストを越えるコメントが寄せられ、世界トレンド1位に輝いた。 宇蟲王ダグデドと最終決戦を迎えることになった六王国の王様たちは、ダグデドを倒す鍵として6つの「王の証」の力を利用した「超絶怒涛究極完全体キングオージャー」を計画。しかし、王の証が1つ足りない…。そこにダグデドが現れ、チキュー壊滅の反攻がスタート。その圧倒的な強さを前に、王様たちは国民すべてをほかの星に脱出させる避難計画「ゼロ」の発動を決意した。 「王の証」とヴェノミックスシューターを民とラクレスに託し、2000年前の先祖たちがチキューに移り住み、物語として意志を受け継いできたことと同様に「いつかダグデドを倒してほしい」と未来へと願いと希望を。王たちは自ら犠牲になり、避難時間を稼ぐ決死の作戦に挑んだ。 しかし、王たちの懸命な戦いもむなしく、チキューは壊滅状態になり、ギラ（酒井大成）以外の王様は全員倒れてしまう。さらに、民たちを乗せて宇宙に脱出したコーカサスカブト城は墜落、絶望のどん底に突き落とされ…。 そんな時、ラクレス（矢野聖人）を先頭に脱出したはずの六王国の民が戦場に。避難するのではなく、最後まで王と共に戦うことを決意し、すべての王と民がひとつになり、ダグデドとの最終決戦に挑むことに。 しかし、ダグデドの人智を越えた力と無数の手下、復活した宇蟲五道化により、王様と民たちは追い詰められ…。そんな中、死の国「ハーカバーカ」の扉が開くことに。 デボニカ（佐倉綾音）を先頭に、カーラス（吉井怜）、イロキ（雛形あきこ）、ディード（クラウス）、メタリー（ダーブロウ有紗）ら伝説の王たち、そしてボシマール（福澤重文）、ネフィラ、デズナラク8世、さらには始祖の王・ライニオール（声：中村獅童）も参戦すると、戦況は劇的に変わっていく。 絶望的な状況でも決して諦めず、笑顔を見せるチキューの人々に、ダグデドはイライラ。そんなダグデドにいつもの高笑いをあげたギラ、6人の王様が再び立ち上がる。果たして、王様戦隊による全宇宙を懸けた激しい戦いの結末は…。 なお、2月25日（日）放送の最終回ではついに「超絶怒涛究極完全体キングオージャー」が降臨。『王様戦隊キングオージャー』最後の物語から目が離せない。