BE:FIRST、ソロ楽曲第1弾にJUNONが選ばれた理由は? 音楽的バックグラウンドと高いスキル
JUNONがアーティストから受けた影響
そんなJUNONはさまざまなアーティストに影響を受けてきたようだ。2021年11月25日にSpotifyで公開されたJUNONの音楽ルーツ紹介プレイリストを見てみると、ブルーノ・マーズ、ジャスティン・ビーバーなどの洋楽アーティストから、SEVENTEENやBIGBANGなどのK-POPアーティスト、秦 基博やTUBEなどのJ-POPアーティストと実にバリエーション豊かな面々の楽曲が揃っている。さらに、2023年8月のインタビューでは、今憧れるアーティストとしてアメリカのシンガーソングライターkeshiの名前も挙げていた。こうして、いろいろなジャンルのアーティストから影響を受けてきたJUNONは、度々「音楽が楽しい」という旨の発言をしている。「さまざまなテイストの楽曲を歌えるのは本当に楽しいです」、「音楽でつらくなることはないですね」、「(音楽を)常に楽しめています」との発言もしており、影響を受けたアーティストからヒントを得た実力だけでなく、「楽しむ」というアーティストとして大切な姿勢も持ち合わせている。 さらに、音楽に対する飽くなき探求心があることもJUNONらしさのひとつだろう。「ギターの弾き語りやラップに挑戦してみたいです。今のところどちらもできないのですが、BE:FIRSTにいれば向上心を燃やし続けられると思うので、いつか実現できるはず!」(※2)と2021年末に語っていた通り、最近ではラップにチャレンジしている楽曲も増えてきている。 そう考えると、「Nova Flame ~One of the BE:ST-01 JUNON~」がどんな楽曲になるのかは未知数だ。JUNONらしい高音が楽しめるメロディアスな楽曲かもしれないし、ラップがふんだんに取り入れられた楽曲かもしれないし、はたまた今までにないアプローチが施されているかもしれない。これまでも常に新しい姿を見せ続けてきたJUNON。初のソロ楽曲の全貌が見える日が楽しみだ。『Masterplan』のリリース日が待ち遠しい。 ※1:https://spur.hpplus.jp/culture/topics/2023-08-25-Wc0K9A/ ※2:https://withonline.jp/people/ent-encounter/IEEPk
高橋梓