<一貫の春>センバツ・広島新庄 選手紹介/1 明光竜之介選手(2年) 足の速さを武器に /広島
小学4年で始めた野球が生活の軸にある。母に「肩周りが柔らかくなる」と勧められ、水泳教室に通ったことも。足の速さが武器で「守備範囲は広く、打撃は単打を二塁打に。隙(すき)を突き盗塁も」と意気込む一方、苦手な選球眼に磨きをかける。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 広島新庄に進んだのは「自分の個性が出せる」と聞いたから。寮での夕食後は自ら練習メニューを考え、ティーバッティングや筋力トレーニングに汗を流す。迫田守昭監督からの厳しい指導も発奮材料に、センバツに向け「悔いを残さず、結果を残す」と胸に誓う。 兄が進んだ創志学園(岡山)でプレーした日本ハムの難波侑平選手に憧れ、プロ野球選手を夢見る。趣味は釣りで、瀬戸内海でタイを釣り上げたことも。広島市立大塚中出身。【手呂内朱梨】 ◇ 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3月19日開幕する第92回選抜高校野球大会。6年ぶり2回目の出場を決めた広島新庄の選手たちを紹介する。