大竹しのぶがバースデー・サプライズに歓喜「これからも『ヨロコビ』を支えて生きていきます」
大竹しのぶが、7月18日に都内で開催された映画「インサイド・ヘッド2」(8月1日[木]公開)来日スペシャルイベントに、多部未華子、ケルシー・マン監督、エグゼクティブプロデューサーのピート・ドクター、プロデューサーのマーク・ニールセン、キャラクター・アート・ディレクターの村山佳子と共に登壇した。 【写真】演じたキャラクターをイメージした色のドレスで登壇した多部未華子と大竹しのぶ(写真左から) ■映画「インサイド・ヘッド2」 “感情”たちの世界を舞台にした物語を描き、「第88回アカデミー賞(R)」長編アニメーション賞を受賞した「インサイド・ヘッド」(2015年、ディズニープラスで配信中)の続編。前作では小学生だった明るく元気な女の子・ライリー(声・横溝)が、高校入学を控えたティーンエイジャーへと成長した姿が描かれる。大竹演じる「カナシミ」など、前作から引き続き登場する“感情”に加え、多部演じる「シンパイ」や村上演じる「ハズカシ」など、新たに現れた“大人の感情”たちが登場する。 少女ライリーを子供の頃から見守っていた「ヨロコビ」や「カナシミ」ら頭の中の“感情”たち。ある日、高校入学による親友との関係の変化や将来への心配が高まり、ライリーの中に「シンパイ」率いる“大人の感情”たちが現れる。「ヨロコビ」たちは暴走した「シンパイ」たちに、「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」と追放されてしまう、というストーリー。 ■大竹しのぶ「心の底から宣伝したいと思いました(笑)」 登壇した大竹は「前作で『カナシミ』を演じてから、あれから9年もたっていたなんて全く思えず…。今回、声を録音した時も、私の中にきちんと『カナシミ』が生き続けていたのは、とても自然なことでした。それだけ印象に残っている映画でした」と明かした。 また、今作について「(前作より)ライリーが大人になったぶん感動が大きくて、ぜひとも、この夏休みに多くの方に見ていただきたいので、心の底から宣伝したいと思いました(笑)」とユーモアを交えてアピールした。 ■大竹しのぶ「お誕生日はそんなにはうれしくないんですけど…」 そんな中、7月17日が誕生日だった大竹に、来日した4人からサプライズプレゼントが贈られた。 ピートから『カナシミ』をイメージした花束、ケルシー監督から大竹がアフレコしている様子が描かれた“思い出ボール”をそれぞれ受け取った大竹は「お誕生日はそんなにはうれしくないんですけど…」と前置きして爆笑をさらいつつ、「こんな美しいバラをいただいてうれしいし、これからも(役柄同様)『ヨロコビ』を支えて生きていきます」とコメントした。 ◆取材・文=原田健