【名探偵コナン】新一と蘭は夢で逢えるのか『SARD UNDERGROUND』が歌う新ED
ZARDの意思を引き継ぎ結成、活動5周年を迎えたSARD UNDERGROUNDが、TVアニメ『名探偵コナン』新エンディングテーマのニューシングル「夢で逢いましょう」と、2ndオリジナルアルバム「涙色で」を同時リリース。各楽曲についての制作エピソードや9月に開催する全国ツアーに向けた思いなど聞いた。 【関連画像】『SARD』メンバーの写真や各種JKを見る!(9枚) ■5周年はまだ夢の途中 ――9月に5周年ということで、いかがですか? 神野友亜:まだ途中だなっていう感じがあります。夢の途中です。 坂本ひろみ:すごく早かったなって思うんですけど、振り返るといろんなことがあって、充実した5年間だったなと思います。 杉岡泉美:コロナで活動できなかった期間もあったんですけど、それでも結構濃い5年間だったなと思います。 ――“まだ途中”とおっしゃいましたけど、その先にあるものは? 最終目標と言うか。 神野友亜:最終目標は、“永遠”って感じがします。終わりがないのが目標みたいな。 ■「夢で逢いましょう」は毛利蘭と工藤新一の絵が頭に浮かぶ ――今回の「夢で逢いましょう」は、TVアニメ『名探偵コナン』新エンディングテーマですが、「名探偵コナン」の曲を手がけるのは3曲目ですね。 神野友亜:はじめてこの曲のデモを聴いた2年前から「この曲は絶対やりたい!」と思ったくらいお気に入りの曲です。そのときから「『名探偵コナン』の曲として歌いたい」と思っていたので、今回「名探偵コナン」のエンディングテーマのお話をもらったときに、「絶対この曲がいい!」と“推し”ました。 杉岡泉美:聴いた瞬間から、頭から離れない歌詞で、〈夢で 夢で 夢で逢いましょう〉と、ふっと口ずさんでしまうような楽曲。メロディーも懐かしさと心地よさがあって歌詞に合っているなと思いました。あと「名探偵コナン」に出てくる毛利蘭ちゃんと工藤新一くんの絵が、すごく頭に浮かぶ楽曲だなと思いました。 坂本ひろみ:私もその〈夢で 夢で 夢で会いましょう〉っていうフレーズがすごく耳に残ったし、歌いやすいから、みんなも絶対歌ってくれると思いました。 ――作詞は神野さんですが、どういったイメージで書きましたか? やっぱり蘭ちゃんと新一くんは、夢のなかくらいでしか会えないから? 神野友亜:そうですね。コナンくんと蘭ちゃんはずっと一緒にいますけど、新一と蘭ちゃんってなったときに、聴きたい曲になればいいなと思って書きました。 ――杉岡さんと坂本さんがおっしゃったように、〈夢で 夢で 夢で逢いましょう〉と同じ言葉を重ねるところは、すごくキャッチーで印象に残りますね。 神野友亜:「夢で逢いましょう」という曲名は決まっていて、このサビを頭に持ってくることになり、そのうえで何度もメロディーを聴いていたら、自然にそう聴こえて来て。〈夢で〉を繰り返したらすごくハマるんじゃないかと。 坂本ひろみ:私は〈昼の空に浮かぶ月のように美しく生きたいわ〉という歌詞もすごく好きです。神秘的だし、普通はなかなか思い浮かばない表現だし。 ――確かに昼間、青い空にぽっかり月が浮かんでいるときがありますね。 神野友亜:そういう月を観て、強いなって思ったんです。太陽の光にも負けずちゃんと輝いていて。それを蘭ちゃんと新一くんの強さと重ねられたらと思って。 杉岡泉美:私は歌詞の〈「気が済むまで隣で泣き叫べばいいさ」 交わす言葉にはいつだって 密かに愛が暮らしていた〉が好きですね。 神野友亜:そこはカギカッコで括ってセリフっぽいんですけど、新一くんってこういうキザなことを言いそうじゃないですか?想像でしかないけど。 坂本ひろみ:わかります。マンガでも、吹き出しで新一くんの声が聞こえてくるときがあって。そういう感じだなって。 神野友亜:重ねてくれてありがとうございます! ――ちなみに、夢の中でも会いたい人っていますか? 杉岡泉美:いっぱいいます。 神野友亜:家族とかね。 坂本ひろみ:私は、普通に夢に出てきますよ。2人は関西拠点で実家が近いけど、私はちょっと遠くてたまにしか帰れないので。