空手の植草歩、涙で現役に別れ 東京五輪代表の32歳、千葉出身
2021年の東京五輪の空手組手女子61キロ超級に出場した植草歩(32)が24日、東京都内で現役引退の記者会見を開き「8歳から始めた空手を32歳まで続けることができて幸せに思う。何度も辞めたいと思うことはあったけど、五輪という素晴らしい舞台で闘うことができた」と涙ながらに語った。7月の国際大会が最後の試合だった。 千葉県出身で、16年世界選手権の68キロ超級で優勝。東京五輪は1次リーグで敗退した。今月に母校の千葉・日体大柏高の監督に就任したことを明らかにし「これからも空手を広めていきたい」と普及に取り組む考えを示した。女性誌のモデルとしても活動していくという。