最終予選初白星を視界に捉えた“10月”で勝てず インドネシア紙が冷静に現実を受け止める「教訓…我々にはまだ欠点が多い」
インドネシア代表、学びの黒星。 インドネシア代表は15日、2026年北中米W杯アジア最終予選C組第4節で中国代表に1-2と敗戦。2点を追いかけた終盤に1点を返したが、反撃及ばず接戦を落とす形となった。 【動画】中国が2トップで2得点 これで0勝3分け1敗、6カ国中5位。C組唯一の未勝利にして、中国の失点過多により最下位転落を免れたが、今予選初白星を視界にとらえていたこの10月で、勝てなかった。 ここまでの戦いぶり、そして中国の過去3試合を俯瞰で捉えたとき、アウェイとはいえ、インドネシアの勝ちが浮かんだ人も多いはずで、それはインドネシア紙も同じ。 独立後初となるW杯出場へ、インドネシア『kompas.com』は冷静に現実を受け止める。 「インドネシア代表チームと我々ガルーダ(インドネシア)サポーターに教訓。学ぶべきことが多い中国戦となった。期待が大きかったなか、間違いなく痛手。我々にはまだ欠点が多い」 「相手は3試合12失点で3連敗。競技面での理屈を並べれば、インドネシアのほうが好ましい状況だと中国人でさえ思った。しかしながら、こちらはフルで能力を発揮できず。最終ラインは集中を欠き、交代策でそれなりに全体が改善されたが、最後は及ばなかった」 「インドネシアの旅は、まだ続く」 インドネシア代表の11月はホーム2連戦。まず日本代表と対戦し、次にサウジアラビア代表を迎え入れる。森保ジャパンには「日本対策」を上回るインドネシア分析を期待したい。
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