【第2報】民家窓ガラス破損 手りゅう弾使用か 岡山・倉敷市玉島で爆発音、けが人なし
18日午後10時10分ごろ、倉敷市玉島上成で「爆発音を聞いた」と110番があり、付近を捜索した玉島署員が同所、女性契約社員(61)方の1階窓ガラスが割れているのを発見した。女性は1人暮らしで当時外出しており、周辺住民も含めてけが人はいなかった。関係者によると現場からは手りゅう弾とみられる部品の一部が見つかっており、岡山県警は何者かが爆発物を使った可能性もあるとみて特定を急ぐとともに、器物損壊などの疑いで捜査している。 【図表】現場の地図
民家は、岡山市に本部がある特定抗争指定暴力団池田組幹部の関係先だったことも関係者への取材で判明。県警は暴力団の対立抗争の可能性も視野に詳しい状況を調べている。 県警組織犯罪対策1課によると、窓ガラスの飛散状況などから爆発は女性方敷地内の屋外で発生したとみられる。少なくとも窓ガラス3枚が破損し、隣接するコーポ2階の窓ガラス1枚も割れていたという。 現場はJR新倉敷駅から南東約1・3キロの田畑が混在する住宅街。