「リトマス試験紙だ」ド軍VSヤ軍、大谷VSジャッジのワールドシリーズで“MLB人気の天井”が見えてくると米記者、昨季は過去最低の視聴者数を更新
MLBロサンゼルス・ドジャースとニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズが現地10月25日から始まる。東西、両リーグの名門球団、そして両リーグのMVP最有力候補のアーロン・ジャッジや大谷翔平らスター選手の対戦とあってファンやメディアの注目度は高まっている。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真! 米メディア『CLUTCH POINTS』によると、ワールドシリーズ(WS)は通常、平均1100万人から1400万人の視聴者がいるというが、昨季のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとテキサス・レンジャーズのWSは、平均910万人の視聴者を記録し、史上最低を更新したという。ドジャースやヤンキース、シカゴ・カブスなど大都市の名門球団同士の対決ではなかったことが理由のひとつだが、アメリカでの野球人気低下が表われている。 米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者はポッドキャスト番組「Dan Patrick Show」に出演し「私にとって、このシリーズは2024年にMLBが実際にどれだけ多くの観客を獲得できるかのリトマス試験紙だ。全国的なMLB人気の天井が見えてくるような気がする」と自論を述べた。 そして、「近年、このスポーツに対する自然な関心がどの程度薄れてきているのか、また、これまで以上にローカルで偏狭なゲームであったこのスポーツを、かつてのような全国的なものに戻そうとするとき、成長の余地がどの程度あるのかを理解するためのベースラインを持つことは、本当に良いことだと思う」とパッサン氏は付け加えた。 また、『CLUTCH POINTS』は大谷が世界的に、特に日本に対して与える影響についても言及。サンディエゴ・パドレスとのナ・リーグ地区シリーズ第5戦でアメリカ国内での視聴者が750万人だったのに対し、日本から1290万人と、通常のWS並みの視聴があったとし、国際的なイベントになりうるかどうかについても可視化されることを示唆した。 構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】
- 「Photo by 真美子さんだよね」大谷翔平、スイートルームで披露したデコピンとの2Sに反響! 愛犬の主人への塩対応が「わざと?」「またそっぽ向いてるw」と話題に
- ジャッジ、大谷翔平、ソト…「シーズンのwRC+上位3選手が出場する初めてのワールドシリーズ」と米記者、両リーグで50本塁打以上放った選手の対戦も史上初
- 大谷翔平が自身初のワールドシリーズ進出「おめでとうショウ!」エ軍時代の美人レポーターの祝福に日本人ファンも反応「やっぱり女神」
- WS進出のドジャースとヤンキースからゴールドグラブ賞ファイナリストに5人がノミネート! 守備の名手たちの戦いにも注目
- 負け試合のロングリリーフ&ベッツの打撃投手と献身を見せたド軍ハニーウェルをマンシーが称賛「君が第6戦の勝利をもたらした」「称賛が足りてない」