宮世琉弥 名前の由来?「僕の父親が『三国志』のゲームをやっていたそうで…」
俳優、シンガーソングライターの宮世琉弥(みやせ・りゅうび)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! 宮世LOCKS!」(毎週水曜23:08頃~)。11月13日(水)の放送では、生徒(リスナー)から届いた“美”に関するメッセージを紹介。名付けに関するエピソードをついて語りました。
――リスナーからのメッセージ
私が「美」だと思うものは「名前」です! 名前はその人を表す素敵な言葉であり、誇りだと感じます。生まれて初めてもらうプレゼントです。 どんな家庭であれ、自分の名前は産んでくれたお母さんと、共にお父さん、たまに兄弟などたくさんの人が悩みに悩んで考えてくれたのだろうと思います。だからこそ、同じ名前であってもそれぞれ意味の異なる多種多様な名前が美だと思います! 私は自分の名前が大好きだし、誇りに思っています。(19歳)
――宮世からのメッセージ
宮世:本当にその通りだと思う! では、僕の父親は、なぜ“りゅうび”と名付けたのでしょう? 僕の父親は三国志のゲームをやっていまして、そこに出てきた劉備玄徳(りゅうび・げんとく)がすごく強いキャラクターだったそうで、「生まれてくる子どもは“りゅうび”でしょ!」って決めたらしいんです。 そのあと、僕は自分の名前の由来が気になる年頃になって、「なんで“りゅうび”って名前なの?」と聞いた瞬間、お父さんが飲んでいた飲み物を吹き出して、ずっと固まっていたんです。 なんですぐに出てこないんだろうと思っていたら、お母さんが横で「三国志のゲームにハマって、劉備玄徳が強いからって言ってたじゃない?」と言ったら、お父さんは「そうだけど、それは後付けな。本当は……」みたいに言い出して。 「劉備玄徳って人徳があるじゃん。人徳がある男になってほしいから、俺は“りゅうび”って名前をつけたんだよ」と言われて、当時僕は小学生でしたけど、さすがに嘘をついているんだろうなって理解していましたよ! でもね、人間って直感があるから! 生まれてきて、直感で名前をつける方もいる。決め方じゃないんですよ。お母さん、お父さんから名前をいただける、そのこと自体がすごくいいことだと思うんです。(リスナーは)19歳でそういうところに気付けているから、そのまま変わらずにいてほしいなと思います。 (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! 宮世LOCKS!」2024年11月13日(水)放送より)