人材不足のタクシー業界 ライドシェア導入は? 事業者らが意見交換【徳島】
JRT四国放送
運転手の人材不足など、多くの問題をかかえるタクシー業界の課題などについて考える会合が11月12日、徳島県庁で開かれ事業者らが意見を交わしました。 これは近年、高齢化やコロナ禍での離職により「運転手の確保」が課題となっているタクシー業界の課題などを話し合うために県が開いたものです。 12日は県内の事業者や四国運輸局の担当者など18人が参加しました。 会では交通空白地解消の取り組みとして、全国83の自治体で公共ライドシェアや日本版ライドシェアの導入が新たに決定されていることなどが説明されました。 これを受けて事業者側からは「繁忙期にライドシェアが参入することによって売上の低下が見込まれる」や「日本版ライドシェアは時給の問題もあるため需要が多くなければ成立しないのでは」などの意見が出されました。 県内のタクシー運転手の数は、コロナ前の2019年と比べて2024年9月時点で219人減少しています。