「ザ・ファブル」第2クール「宇津帆編」に藤真秀、安済知佳ら 新主題歌は梅田サイファー、ALIが続投
放送中のテレビアニメ「ザ・ファブル」に、藤真秀、安済知佳、子安武人、金光祥浩の出演が決定した。本PV第3弾、新規メインビジュアルの公開に加え、主題歌を第1クールから引き続き、「梅田サイファー」「ALI」が続投することも明らかとなっている。 原作は、「ヤングマガジン」(講談社刊)で第1部が2014~19年、第2部「ザ・ファブル The second contact」が21~23年まで連載された南勝久氏によるアクションコメディ。組織のボス(CV:小村哲生)から「1年間誰も殺してはならない」と指令を受けた無敵の殺し屋ファブル(興津和幸)が送る、“殺し屋の休業生活”を描いた。19年と21年には岡田准一主演で実写映画化もされている。 第2クールからは、原作でも泣けるエピソードとして名高い「宇津帆編」に突入し、藤は表では地域から信頼される太平興信所所長だが、裏では弱者から徹底的に金をしぼり取る本エピソード最大の強敵・宇津帆玲を担当。安済は暗い過去を持つ、太平興信所の事務員兼秘書の佐羽ヒナコ、子安は宇津帆の専属の相棒として太平興信所に加わっているフリーの殺し屋・鈴木ヒロシ、金光は太平興信所に新しく入所してきた元真黒組組員の井崎勤を演じる。 本PV第3弾では、第2クールの新主題歌も使用されており、明と黒塩遼(岩崎諒太)の「サバイバル編」、佐藤洋子(沢城みゆき)対河合ユウキ(梶裕貴)の熱い夜を収録し、「宇津帆編」のストーリーも一部が描かれている。 新規メインビジュアルには、対立する覆面の明と最強の敵・宇津帆をバックに、リボルバーを手に、決死の表情を浮かべるヒナコ、彼女の横に寄り添う明の姿が描かれている。 第2クールでは、アーティストが第1クールからオープニングとエンディングで入れ替わり、オープニング主題歌「スイッチ」を「梅田サイファー」、エンディング主題歌「BEYOND feat. MaRI」を「ALI」とフィメールラッパーのMaRIが歌唱する。7月31日には両アーティストの楽曲を収録したスプリットシングル「スイッチ / BEYOND feat.MaRI」の発売も決定した。原作者の南が描き下ろした主人公・明をジャケットに、トリプルコラボTシャツ付属の完全生産限定盤となっている。価格は4950円(税込み)。 また、本作のオリジナル・サウンドトラックの発売も決まった。音楽の福廣秀一朗が手がけたさまざまな楽曲を収録し、9月18日に発売される。価格は3300円(税込み)。 追加キャストおよび、主題歌アーティストからのコメント全文は以下のとおり。 【藤真秀(宇津帆玲役)】 この度、宇津帆を演じさせていただきます。藤真秀です。 テレビアニメ「ザ・ファブル」に関わらせていただけること、大変嬉しく思います。 宇津帆を演じさせていただくことが決まってから、収録をとても楽しみにしておりました。 宇津帆はいい人を装った表の顔を使って、裏ですご~く悪い事をしている男ですが、宇津帆が「いい人」を演じているように、私自身はその「宇津帆という人間」を演じられたらと思います。 皆様に楽しんでいただけるよう全力で臨みます。どうぞ宜しくお願い致します。 【安済知佳(佐羽ヒナコ役)】 オーディションの時に原作を拝読しました。 緊張感と緩さの塩梅が絶妙で……面白くてページを捲る手が止まらなかったです。 その物語に宇津帆編からヒナコとして参加出来ることを、とても嬉しく思います。 アフレコ現場では役柄に合わせて、物凄い迫力の関西弁や、柔らかい関西弁など色んな関西弁が飛び交っていて……ヒナコは標準語なので、その会話の世界観に入るときはなんだか緊張します(笑) アニメでも「ザ・ファブル」の宇津帆編を思いきり楽しんでいただけるよう、わたしも全力で楽しみつつ頑張ります。 これから宜しくお願いします! 【子安武人(鈴木ヒロシ役)】 人間の悪意や差別、暴力などの闇社会を題材にした、フィルム・ノワール的な映画が大好きなので、この作品の出演に大変喜んでおります。 表現がとても難しく繊細な演技も求められると思いますが、スタッフ、演者の皆さんと共に、力を合わせて作り上げていきたいと思っていますので、どうぞ応援の程よろしくお願い致します。 「鈴木ヒロシ」、とても良い役なので、是非見てくださいね! 【金光祥浩(井崎勤役)】 この度、宇津帆一派の末席に連なることになりました、井崎役の金光祥浩です。 「ザ・ファブル」の漫画原作は以前から読ませてもらっていた身なので、まさか自分が携われるとは思ってもいませんでした。 こうなったらプロの関西人として、この太平市の暗い海を泳ぎきらせてもらいましょう。 それにしても、この井崎というキャラクター、なんか他人の気がせぇへんなぁ……顔か?性格か?いや、どっちもか!? なにはともあれ、テレビアニメ「ザ・ファブル」も後半戦に入りました。 これからの展開も必見ですね! それでは皆様、諸々よろしくお願いします。 【KZ(梅田サイファー/オープニング主題歌アーティスト)】 10年前、「ザ・ファブル」の連載が始まった時、「南先生が殺し屋を!?」と思ったのですが、みるみるのめり込み、毎週の楽しみになってました。 今回アニメ化が決まり、さらに主題歌を担当できることになり感無量です。 我々もプロとして──梅田サイファーが持てる最大の武器の一つであるマイクを回しあうチームプレーを今回の曲で魅せました。 シリアスとユーモアのバランス、フローの緩急と歌詞の意味の奥行き、我々しかできない、そして「ザ・ファブル」に相応しい1曲になったと自負してます。 素晴らしい──やっぱりプロやな俺ら──本編と合わせて、ぜひお楽しみください!! 【peko(梅田サイファー/オープニング主題歌アーティスト)】 2クール連続でプロの仕事やらせてもらいます! 普段何の変哲もない温厚に見える人間が──スイッチ入れたらバッチリ仕事をこなす──主人公佐藤明が仕事する際、そのモードに切り替わるあの姿は、ステージに上がる梅田サイファー、毎日通勤されて仕事されてる社会人の皆さん、限られた時間で家事を完了する主婦(主夫)の皆さん、勉学や部活に日々励む学生さん……この世界の多くの人に通ずる姿なんじゃないか?と。 ラッパーが多い特性を活かし、歌う人間が次々にスイッチしていくところもギミックとして、「ザ・ファブル」の戦闘シーンをイメージし、スリリングなマイクリレー曲が完成しました。 自分たちのライブでも新しいノリが生まれそうなこの楽曲が、沢山の耳に届きますように。 「ザ・ファブル」ファンの皆様の気持ちも盛り上がる楽曲に仕上がったと思いますので、本編と合わせてお楽しみ下さい! 【KOPERU(梅田サイファー/オープニング主題歌アーティスト)】 本屋さんで面白そうやなぁと──偶然手に取った漫画が「ザ・ファブル」でした。 ヒリついたり、緩かったり、僕も山に篭りたくなったり……プロとしてクールに仕事をこなす佐藤明には憧れます! そして、その「ザ・ファブル」のアニメでエンディングに続き、オープニングを担当できる事に感謝感激です! また自分もラップのプロとして、仕事をキッチリやらせていただきました! 【LEO(ALI/エンディング主題歌アーティスト)】 友達に嫌われた──。 好きな人と上手くいかない──。 仕事が上手くいかない──。 信頼する人に裏切られた──。 金がない──。 子供と上手くつきあえない──。 親や親族が嫌いだ──。 昔の記憶が蘇り寝れない夜──。 怒りやイラつきから始まる朝──。 無力な自分になす術はなく、ただ不幸や不公平や不条理と思える事が風のように来る──。 今日や今を乗り越える力が欲しい──。 飛び交う弾丸を飛び越えながら、大切なモノを理解して守っていく佐藤明や佐藤洋子みたいに──。 MaRIならそんな力をくれると思った──。 本当に2クール連続で素敵な機会と出会いをありがとう──。 テレビアニメ「ザ・ファブル」第2クールエンディング主題歌‘BEYOND'を通して乗り越える力が少しでもみんなに沸いていきますように──。 雨や嵐や曇り空がこの世から消えるわけではないけど 陽の光が少しでもみんなの人生に差し込みますように──。 ザ・ファブル万歳 音楽万歳 LEO(ALI) 【MaRI(エンディング主題歌アーティスト)】 ラップを始めて四年、まさかアニメのエンディング主題歌を自分が歌ってるなんて想像もしてませんでした。 BEYONDってテーマで最初のデモを聴いた時に、私にピッタリじゃんて思いました。 大切な人を失ったり、どん底を経験してからラップを始めて、ジェットコースターの様な人生をバースに込めれたと思います。 そんな経験をさせてくれたテレビアニメ「ザ・ファブル」とALIに感謝です! 一歩を踏み出す勇気を生み出す楽曲になってると思うので、是非是非聴いて下さい!!