【テニス】錦織圭 1年8か月ぶりの復帰戦の大会で準決勝進出も「早く家に帰りたい」
◇テニス 米下部ツアー・カリビアンオープン・男子シングルス準々決勝(日本時間17日、プエルトリコ・パルマスデルマール) 【画像】特技のクレーンゲームをする錦織圭選手 1年8か月ぶりの復帰戦として大会に出場している錦織圭選手が、準決勝進出を決めました。 2021年10月の試合を最後にツアーから離脱し、度重なるケガに苦しんだ錦織選手。元世界4位まで上り詰めた世界ランキングも失っていました。 その錦織選手は、準々決勝で世界ランク249位のアダム・ウォルトン選手(オーストラリア)と対戦。 第1セット第4ゲーム。錦織選手は相手のサーブからの攻撃に耐えてブレイクに成功。続くサービスゲームでは、ドロップショットで相手を崩しネットプレーを見せるなど、ゲームカウント5-2でリードします。 その後、相手のしぶとく粘り強いプレーに苦戦し、2ゲームを連取されます。 それでも第10ゲーム。粘り強くボールを返してくる相手に強烈なフォアハンドでポイントを奪うと、6-4で第1セットを先取します。 続く第2セット。錦織選手はネットに詰めてくる相手に対し、頭上をぬくロブショットや強烈なバックハンドなどで対抗。終始リードを守ってゲームカウント6-2で取り、ストレート勝ちしました。 試合後、インタビューに応えた錦織選手は「(相手が)しぶとくプレーしてきて、自分から決めきれないところで競ってしまったが、こういう相手に2セットで綺麗に勝てたのは評価できる」と試合内容を分析。 一方で身体の疲労に聞かれると、「もう帰りたいですね、早く家に。できる限りのところまで頑張りますけど中々きてます」とコメントしました。