玉川徹氏「今度の知事」に首都直下地震対策を求める「我慢がデフォルトになってはいけない」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が26日放送の同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、東京都知事選(7月7日投開票)で争点の1つとなっている首都直下地震などを想定した首都防災をめぐり、持論を展開した。 【イラスト】東京都知事選立候補者 番組では首都直下地震を想定し、今年発生した能登半島地震や台湾東部沖地震の事例を回帰。その中で、台湾で地震後約4時間で避難所に個別テントなどが設置された事例もあらためて紹介された。総合司会の羽鳥慎一が写真を示しながら「台湾の地震の時に驚いたのが避難所ですよね。(日本と)全然違うじゃないか」と話題を振ると、玉川氏も「台湾もずいぶん前からこれができていたわけではないんですね。何回も地震があって、つらい思いをして、今現在はできている、ということなんです」と応じた。 玉川氏は「ここまでできるんですよ、やる気になれば。2018年の(花蓮地震の)時点では、ここまでできてないんですよ。だから、そういう意味でいうと、10年も経たないうちにできる、ということは日本だってできるはずなんですよ」と続け「避難所は段ボール並べて、寒いところで、みんな寒い思いをしながら、我慢しなければいけないんだ、ということがデフォルトになっていてはいけないんですよ。やっぱりそこは変えなきゃいけない」と指摘。「それこそ都が主導権を握って、区に対して協力関係、そして区と民間の団体が連携するということを、トップが音頭を取ってやる、という知事じゃなければ進まない」と主張した。 羽鳥から「その音頭を取るのが、今度の知事?」と確認されると、玉川氏は「今度の知事です」と重ねて強調した。