君島十和子さんとSNS「50代になって向き合えた、“言い訳”ができる心強い居場所」
ライフスタイル情報 ・フランスの陶器ブランドCARRON PARIS(@carron.paris) ・インテリアデザインなどのG i n i | Angelina Dörflerさん(@interiorbygini) 「我が家のインテリアの参考にするというより、「なんて素敵なの♡」と憧れ目線でチェックしているアカウント。海外のインテリアは、部屋自体の天井の高さの違い、壁などの質感でなかなか真似できないので」
時にはSNSと距離を取るのも大切なこと
「私はSNSに対して、ネガティヴなイメージを持っていないのですが、それでも距離の取り方が難しいと痛感することも。今年の初めに起こった様々なニュースに触れたときも、無力感や悲しさで胸が塞がれるような気持ちにもなりました。 何気ないポストに傷つく方がいることも、忘れてはならないと思っています。以前、過去に悲しい出来事が起きた日にそれと関係のないポストをしたところ、『今日は何の日か、わかってないんですね』とお叱りを受けたことも。その際に、どうすればよかったのかは今も答えは出ていません。でも、その地域の出身者でも関係者でもない私が『わかります』とポストをすることで、逆に傷ついてしまう方がいるかもしれない。だから、辛いニュースなどを見かけても、気持ちはもちろん寄り添いますが、思いはポストにせず、胸にしまっておくようにしています。 また、普段からSNSと密に接しているからこそ、お正月など長いお休みのときには一旦お休みすることも。ヘルシーにSNSと付き合う、私なりの工夫でもあります」
今回の一善「SNSは依存し過ぎず、便利に使ってヘルシーに付き合う」
SNSやインターネットとの付き合い方に悩む人が多い今、十和子さんの明るい向き合い方は悩み解決のヒントになります。便利なところは利用して、自分の気持ちが曇りそうだったら距離を取る、無理をしない。それを心がけたいものです。 君島十和子 1966年5月30日生まれ。美容家、FTCクリエイティブディレクター。 中学時代にモデルデビュー。雑誌「JJ」の専属モデルを経て、女優デビュー。1995年12月に君島誉幸氏と結婚し、芸能界を引退。その後は美容知識を活かし、コスメブランド「FELICE TOWAKO COSME」(現FTC)を立ち上げ、多くのファンを獲得。年齢を重ねても変わらない美肌と抜群のスタイルは常に羨望の的で、雑誌等の美容企画で特集が組まれるほど。著書に「アラ還十和子」(講談社)、「十和子塾」(集英社)、「十和子イズム」(講談社)など。 公式Instagram:@ftcbeauty.official