就職のミスマッチを防ぐ就活イベント 立食スタイルで学生と企業担当者がホンネトーク【広島発】
対象は1・2年生 就職のミスマッチを早くから防ぐ
また、この就活イベントの対象は1・2年生のまだ就活を本格的に始めていない、いわゆる「キャリア開拓層」というところが大きな特徴だ。 大学1年生: 視野が一気に広がる感じがすごくあります。これから先に夏か秋に同じようなセミナーがあったらぜひ参加したい 冒頭でも触れたが、厚生労働省の調査では、2020年の新卒就職者は3年目までに、およそ3人に1人が離職していて、その原因の1つは、就職のミスマッチと言われている。1・2年という早い時期から就活セミナーに参加することで、ミスマッチを防ぐことが期待される。 学生団体シードット(今回のセミナーを企画)・江口ひかるさん: 先輩でも、もう会社を辞めて、違うところに行ったとか、それがポジティブな理由ではなく「結構しんどくて」と聞いたりするので、ミスマッチがない就活が欲しいということを自分たちも思っていた 大学4年生: 自分が後悔しないような就職をしたいと考えていて、新卒で入って、そのまま自分が好きなことができるような企業に入りたい ミサワ環境技術 管理部・田邉光伸次長: ある意味、就職活動というのは着飾った人同士の会話になるが、それより1歩前の段階で、本音でいろいろな話ができたら、就職のミスマッチもかなり防ぐことができると考えています 社会人としての選択肢は企業への就職だけではないが、就職を選んだ場合は「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、事前に企業や仕事内容を把握することが重要だ。そのために、お互いが本音で語り合える機会が増えることを期待したい。 (テレビ新広島)
テレビ新広島