ムバッペがボルト氏とのスピード対決に前向き「僕にはあまりチャンスがないと思うが、面白そうだ」
パリSGのFWキリアン・ムバッペが100m世界記録保持者(9秒58)であるウサイン・ボルト氏との対決を受け入れたとして話題を呼んでいる。スペイン『マルカ』が報じた。 【写真】ハーランドのイメチェンに反響「セクシー」「かっこいい」「なんて美しいんだ」 これはイギリス『BBC』の公式X(旧ツイッター/@BBCSport)が今年3月、ムバッペが試合中に「100mで推定10秒90のスピードを記録した」と指摘し、約1秒速いボルト氏と比較したことが発端。マイケル・ジョンソン氏から国際陸上競技連盟に至るまで、陸上界は当時そのことをジョークにしていた。 ボルト氏は先月、ローレウス賞のレッドカーペットで「彼には特別な才能がある。ムバッペはとても速い」とフランス代表FWを称賛。ムバッペは最近行われたナイキのイベントと自身の財団「インスパイアード・バイ・KM」でボルト氏との対決の可能性を尋ねられると、「僕にはあまりチャンスがないと思う」と勝つのが難しいことを認めた上で、「でも面白そうだしね。いつかお互いに時間があれば、何かいいことをすればいいじゃないか」と賛同した。 また、自分と比較されることに関しては「自分がこのような人物にインスピレーションを与えているのことを知るのは、本当に喜ばしいことだ」とコメント。「彼はみんなにもインスピレーションを与えた。ウサイン・ボルトの走りを見るために、みんな夜遅くまで起きていたと思う。それはお互い様だと言えるし、僕の方が先に彼を尊敬し始めたんだ」とリスペクトを示した。