【バイタルエリアの仕事人】vol.40 木村誠二|優勝貢献のU-23アジア杯で手にした自信。パリ五輪は「より近い目標で現実的になった」
「上の順位を目ざして戦っていく」
U-23アジア杯で様々なプレッシャーを乗り越え、目標を達成した成功体験が自信に。木村のパリ五輪メンバーに選ばれたい思いもさらに大きくなった。そのためにも鳥栖での活躍を誓う。 ――◆――◆―― パリ・オリンピックはずっと目標としてきた場所。大岩ジャパンが始まってからルートマップがあって、目標地点はパリ・オリンピックだった。代表入るたびにずっと言われてきた言葉だったので、自然と目ざしていました。 それはアジアカップを終えて、より近い目標で現実的になった。でも、あと一歩のところで出場を逃すとか、メンバーに入れないのは、全然ありえること。ポジションが確約されている選手がいるわけではないので、パリは意識しつつも、しっかり自分にやれることを一日一日やって、成長を止めない、加速させるってことが大事だと思ってずっとやっています。 鳥栖は今、J2降格圏に近いので、早く脱出したい。上のチームとの勝点差が大きく離れているわけではないので、ここから2連勝、3連勝できれば全然、まだ上の順位に入っていける。 鳥栖がより高い順位に上がって、そこで試合出ていれば、オリンピックに向けてより高い評価がもらえることにも繋がると思う。個人的にもチームとしても、上の順位を目ざして戦っていくというのは、これから目ざしていく目標です。 ※このシリーズ了 取材・構成●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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