オリンピアンが決勝で激突!S.LEAGUE第3戦 鴨川プロ決勝戦
S.LEAGUE 24-25 特別戦 「さわかみ チームチャレンジ 鴨川」も開催
鴨川プロの翌日には、チームチャレンジS.LEAGUE 24-25 特別戦 「さわかみ チームチャレンジ 鴨川」も開催された。 3回目を迎えた今年は、オフィシャルブランドの6チームに加え、地元ローカルチーム「チーム鴨川」、「NSA(日本サーフィン連盟)」、「NSSA(日本学生サーフィン連盟)」の全9チームでの戦いとなった。 チームチャレンジでは、World Surf LeagueのChallenger Seriesに出場している伊東李案琉、都築虹帆、脇田紗良も参加。その他、海外ツアーをメインに回っている選手も多く出場した。 チーム構成は選手4名+コーチ1名。選手は男女混合で、1名は必ずアマチュア選手を含むことが条件となっている。 試合は2人1組で戦い、プライオリティーとマキシマムウェーブはチームで共有される。 最初のグループラウンドでは、それぞれが獲得したポイントがチーム全体のポイントとなり、ベスト2のスコアで順位を決める。そのため、チームのベスト2のスコアは1人の選手が担当することも可能。 グループリーグを勝ち上がると、準決勝およびノックアウトラウンドに進出する。 ノックアウトラウンドでは、個人成績に応じてポイントが付与される。 1位は10ポイント、2位は6ポイント、3位は3ポイント、4位は1ポイント。 1位が10ポイントを獲得できるため、チームの2名のうち1名は必ず1位にならなければ、勝ち上がることができない。 また、準決勝で使用した選手は決勝または3位決定戦で使用することができず、コーチの采配が非常に重要となる。
ROCKHOPPER & WAVEWARRIORSが悲願の優勝
チームROCKHOPPER&WAVEWARRIORSは脇田紗良と持齋心が出場。対するチームQUICKSILVER&ROXYは平原颯馬と都築虹帆。 まず脇田紗良が4.83ポイントをスコアするが、平原颯馬が4.4ポイント、5.83ポイントと2本揃えてリード。脇田は後半にセットの波を掴み、バックサイドで際どい1ターンを決め、5.43ポイントをスコアして1位に浮上。 残り時間が少ないところで、都築虹帆が逆転を狙い良い波をキャッチするも、持齋心がインターフェアを犯してしまい、都築は演技を続けられず、逆転に必要なスコアを伸ばすことができず試合終了。 チームROCKHOPPER&WAVEWARRIORSが優勝となった。