「大河ドラマのように広く魅力を発信」 奈良・大和郡山市の観光PR大使に紫式部
奈良県大和郡山市の魅力を発信する「やまとこおりやま観光PR大使」に、吉本興業所属のお笑いコンビ「紫式部」が就任し、同市で委嘱式が行われた。任期は11月1日から3年間。 「紫式部」のことみさん（22）は同市出身。両親は近鉄筒井駅近くで中華料理店を営み、幼いころから店の手伝いをしていたという。市立筒井小、市立郡山南中、県立高円高（現・高円芸術高）を経て同社のNSC大阪校に入所。そこで同期のほまりさん（22）とコンビを結成し、令和3年にデビューした。昨夏から大和郡山市内の夏祭りやイベントのゲストとして参加している。 21日に行われた委嘱式で、ことみさんは「生まれ育った大好きな町を盛り上げられるよう発信していきたい」、ほまりさんは「まだまだ未熟な2人だけど、大河ドラマのように広く大和郡山市の魅力を世界に届けられるよう頑張りたい」と意気込んだ。上田清市長は「これからを期待されている2人の力でぜひ市をPRしてもらいたい」と話し、名刺と委任状を手渡した。
