感染性胃腸炎の集団発生 盛岡市内2つの教育・保育施設 岩手県
1月8日、岩手県盛岡市は市内の2つの教育・保育施設で感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。 あわせて園児23人が嘔吐や下痢などの症状を訴えているという。 市が手洗いの徹底など感染対策を呼び掛けている。 盛岡市によると、12月26日に市内の教育・保育施設から複数の園児に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、12月19日から26日までに、園児10人に嘔吐や下痢などの症状があったことがわかった。 また、別の教育・保育施設からは12月27日に複数の園児に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、12月24日から27日までに、園児13人に嘔吐や下痢などの症状があったことがわかった。 感染経路を調査したところ、排泄処理後や嘔吐処理後の消毒に一部不十分な点があったと推察された。 いずれも回復に向かっているという。 市は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。
岩手めんこいテレビ