今季初優勝を飾ったマルセル・シーム(Andrew Redington/Getty Images)

◇欧州男子◇イタリアオープン 最終日（30日）◇アドリアティックGCチェルヴィア（イタリア）◇6989yd（パー71） 【画像】渋野日向子＆勝みなみの「マツケンサンバ」 首位から出たマルセル・シーム（ドイツ）が通算10アンダーの首位で並んだトム・マッキビン（北アイルランド）とのプレーオフを制し、2023年2月「ヒーローインディアンオープン」以来となるツアー通算6勝目を飾った。 シームは最終ラウンドを「71」でプレー。36位から「65」と伸ばしたマッキビンとのプレーオフにもつれこんだが、18番で行われた1ホール目にバーディを奪って決着をつけた。マッキビンは23年「ポルシェ ヨーロピアンオープン」に続くツアー2勝目はならなかった。 43位スタートの星野陸也は3バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算5アンダーの29位。同じく43位から出た桂川有人は2バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「74」とスコアを落とし、通算イーブンパーの60位で終えた。 有資格者を除く上位2人に付与される海外メジャー最終戦「全英オープン」（7月18日開幕／スコットランド・ロイヤルトゥルーン）の出場権は、2位のマッキビン、世界ランキング順で3位タイのショーン・クロッカー（米国）が獲得した。